言語交換日記その2

 昨日はスイス出身のドイツ語スピーカーと通話した。Lさんとしておく。Lさんと話すのは2回目だ。スイスドイツ語とドイツ語は全然違う言葉だということはドイツ語を学習していると耳に入ってくる情報だが、Lさんのドイツ語はあまりスイスっぽくないドイツ語なのではとなんとなく思っている。(本人のプロフィールは"標準"ドイツ語となっているし)Lさんの母語は日本語ではないが本当に自然な日本語を話す。

 Lさんと私は仕事の内容が近い。まあなんかそういうことをやっている。よく理解していないし聞き取れていないし自分の仕事内容もよくわかっていないし。前回はなんでドイツ語をやってるのとかドイツに行ったことあるのとかそういう話をした。スイスに2回行きましたと言ったら驚かれた。たまたまLさんの出身地?の都市に行ったことがあることがわかった。

 昨日は今日なにしてた?のような話ができるように簡単な日記のように「今日やったこと」の独文をいくつかメモしておき、また教えてもらったことを書いて残せるよう白紙も用意した。Lさんのほうも小さなホワイトボードを用意していた。仕事が早く終わって本を読んでいました。何の本?言語学と数学。数学のほうは大学1年生が読むような解析学の入門書だったのでCalculus!とか微分、、とか言ってみた。ちゃんとすぐぐぐってdiffirentialと言っておいた。Lさんは日本語の微分という単語まで知っていて、「なぜ、、かすかな、、?」と質問してきた。確かに微かなという字が使われている。df(t)/dtと手元の紙に書いて見せながら小さい量で割り算するからかな、、と適当なことを言ってしまった。調べればよかった。optimisation問題は知ってる?と訊かれた。この単語を知らなかったのでまたぐぐった。最適化問題。大学の時に知り合いが比較的簡単な最適化問題の発表をしてた。とドイツ語で言えた。アー2変数のだとこんな図が出てくるよねとホワイトボードに書いてくれた。うん確かにその知り合いの見せてくれたのもそんな図だったなー。その話題と職業(システムエンジニア!)のイメージのせいかディープラーニングやらないの?という話題になったが昨年までレポートを書くときくらいしかpcに触れたことがなかったような人間だったので話せる気がせず、そういうのって統計大事じゃん?大学の統計学の成績マジやばかったみたいなことを言った。数学のゼミでは特に大学1、2年生のころとかはちゃんと証明を読むとかそれを正しく人に説明するとかをよく指導してもらっていた。だから統計の教科書は未定義の文字(たぶんみんな知ってる慣用的なやつ)が出てくるし証明はあまり書いていない気がしたしびっくりしたという話をした。日本語で。(Lさんは日本語学習者なのでドイツ語ばかりで会話するのも悪いし、ドイツ語ばかりでは私の頭が途中で限界になってしまうので、途中で言語をスイッチする)ちゃんと原理わかってる人とその技術を使う人がいればいいよね。全部何もかも証明してたら時間ないしね。(という話をお互いした)(ストーリー化できなくて言ったとか話したとかばかりになってしまうがストーリー仕立てにするのは無理、頻繁に書くことをとりあえずがんばりたい)

 そのあとはリモート飲みのアプリ何がいいとかの話と、お酒飲むのかを質問しあった。水曜日のネコというビールを見せたら銀河高原ビールを見せられた。クラフトビールの話ができるね。1時間ほどで今日はありがとうまた通話しようねになった。

 通話の後YouTubeのリンクを送ってくれた。さっきそれをタップしたら、MIT(とは?よくわかっていない)(マサチューセッツ工科大学?)のディープラーニングの入門の講義が出てきた。とりあえず視聴してまた話題を作ろうと思う。

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