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「ここではたらかせてください!」~今いる場所があなたの心を脅かすなら~

あなたは、

見ず知らずの土地で、人の輪のなかに入って、

こう、言えるだろうか?


「ここではたらかせてください!」

ここではたらかせてください

自分のお役に立てることであれば、何でもします

だから、ここに置いてください

わたしに食う寝るところ住むところを、ください

どうか、お願いですから…!


そういう切実な気持ちに、ちょっとの希望を乗せて、

知人のところと点々としながら、

わたしの中の輝くものを探している。


――まるで、千と千尋の神隠しの「千尋」のようだな

と、行く先々で思うのだ。


現実は、あまりにも多くのことをわたしに期待し

それに応えようと必死になるあまりに

自分が無力なものに思えてしょうがなかった。


でも、実に逆説的なことに、

湯屋で働いて、他人の衣食住そして癒しに手を貸すことで、

自分自身の生きていく力を思い出す。


わたしは、定期収入がなくとも、この身一つで

人と助け合いながら、生きて行ける。


そういうことを思い出したいんだ、本当は

わたしたち人間全員が、とさえ思う。


そういう拠点のようなところを求めている人は

意識的にも無意識的にもすごく多いんじゃないかと思っていて、

それを同じく意識的に無意識的に感じ取って、動かずにはいられない人が、たくさん出てきている。


その、今いる場所が、あなたの心を少しでも脅かすならば、

あなたはそこを、逃げていい

迎えてくれるところは、幾らでもある。

そこを、あなたは、動いて、いいんだよ。

あなたの安心して満ち足りた心ほど、

結果的に人の役に立つものは、ないんだから。

あなたは、幸せになっていい。

あなたは、この世界にとって、大切な人だ。



ひと月半ほどの家出生活を経て、

そんなことをただただ感じている雨の朝です。



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◆この記事のテーマ:
#シェルター #心理的DV #千と千尋の神隠し #シングルマザー #子ども食堂


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