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インドトークリレーに参加して。


 玉ねぎを剥くように、私たちは自分という存在の核心に迫るのだろうな。

 途中、その時の本人にとっては障壁と思われるようなことに遭遇したとしても、それを乗り越えることで更に自分は本来求めている自分に近づく。

 先日、インド映画、じゃないw、インドトークリレーというのにオンライン参加しました。

 スピーカー兼第2回目以降のアンカーのアンジャリさんは、4年くらい前に『チャーリー』という映画の配給をやっておられた。下記の記事でも書いているように、私が初めて銀幕で鑑賞した記念碑的なインド映画です💛

 当時は「バーフバリ」旋風のおかげインド映画の市民権がある程度定着した今とは異なり、決して田舎の近所のシネコンにインド映画がやすやすと(とはいっても年に数回だけれど)やってくるような状況ではなく、インド映画といえば都市のミニシアターでごくごくごく限られた機会に上映されることの方が多かった。(すごいなバーフバリ!ありがとうバーフバリ!サーホー色々落ち着いたら観に行くからね♡♡) 

 オープニングの舞台挨拶があって、アンジャリさんは淡いベージュの刺繍の綺麗なサリーを着ていて、とても素敵だった。インド映画好きが高じて、映画を初めて配給するに至った、とおっしゃっていた。

 当時はフルタイムのザ・WM(わーきんぐまざー)生活を辞めて少し経ち、私は「母はこうであるべし像」等々の色々な精神的制約(自分でつくってたんだけどね)から抜け出そうとし始めていた。

 すごいなー、わたしもいつか好きなことを仕事にしたい、と思った。
 その輪郭がうっすら見えたか、見えないかの頃だった。

 そんなアンジャリさんが第一回でお話しされるということだったので、今回のトークリレーに参加することにしたのでした。

 インド(映画)にフォーリンラブするに至った経緯やインドの今、にかんするお話を聴いていて、好きなことを語る人というのは美しいな、というのと、そういう人の周りには人が集まるんだなー、というのを改めて実感しました。

 たまに想うのが、政権批判にパワーを注ぐよりはむしろ、好きなことに注力してわき目も振らぬ人が増えた方が、世の中は変わるのではないか、ということです。

 いや、権力を持つ人がよからぬ方向を目指していたらそれを野放しにしておく、というわけではなく、力の置き所というか。自分の世界を創り出して、その世界から、自分の置かれている必要な枠組みにも物申し、選挙権を行使する、というような、エネルギーの注ぎ具合。

 自分の不満を他の人の作り出したものの欠点の指摘に転換しているのを見かけることがたまにあり、それは見ていてとても悲しくなる。

 私もつい、日常の不満の方ばかりに、目をやってしまいがちな自分がいます。反省。

 今回のトークリレーは、

まず、自分が、好きなことをやる
そこで悪戦苦闘する

という自分が大切にしたかった姿勢に、立ち返らせてくれるものでした。


 時間が21:00~22:30と私にとっては夜中に差し掛かっており(子どもの寝る時間に寝落ち)、全部の参加は叶いそうにもありませんが、インドにかかる好きなことをしている人達、お話をぜひ聞いてみたいと思っています。

 

 インドにご興味のある人、好きなことをやっている人の熱にほだされたい方は、ぜひ💛



熱のおかげで、久々に動画(要エネルギー)を撮れました

ボリウッド映画でヒンディー語習得プロジェクトをやっていますが、コロナで難航しています、じゃあどうしようか、という動画です





 



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