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私はお客さん

山形の田舎は…
結果的には最悪に近いものがあった。
私だけが完全にお客さん扱いだったのだ。
『自分達の娘が手放した可哀想な孫』
という分かりやすい扱いで逆に淋しくなった。
昔に行った時と違いみんなが私に気を使う。
【ここにも私の居場所は無いや…】
昔のイメージのまま行ったのがマズかった。
そして田舎でもらった沢山のおこずかいで大量にシンナーを買った。
どうでもいい気分になり罪悪感も無くなってしまった。
そして体にも変化が起こる。
この頃にはシンナーを吸ってもラリんなくなっていた。
その代わり、ものすごく幻覚を見る様になった。
そんな状態だから当然受験とは無関係な中学3年生で学校にも1ヵ月に数回しか行かなかった…

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