Shupines定期公演~しゅぴねすぱれーど~ #しゅぴふる ありがとう編
先だってのワンマンライブの手売りチケット完売御礼企画の「チェキ半額デー」と言う事も有り、なかなかの盛況。
放送局として収録スタジオから使用目的が変わるからか、照明なども充実しつつある。
ほぼ定時に開演。
セットリスト
藤乃さや 藤乃にしては高めのポニーテール
横音ひな 玉ねぎヘア
矢野桜子 スガキヤのスーちゃん
葵葉ほのか メンダコ
星乃綾夏 編み込みストレート
横音ひなだけハイソックスだったのは、何か意味があったのだろうか。
葵葉ほのかは外ハネボブ。 本人曰く「今日の髪型はめんだこって書いてください」。
横音ひなは、低めのツインテールの途中をゴムで留めて区切って膨らませた「玉ねぎヘア」にベレー。
藤乃さやは、気合を入れる時に良くやる「世間的には中くらいだが、藤乃にしては高め」なポニーテール。
「気合を入れる所、あるのかな?」と思ったら、藤乃が担当する告知が気合を必要とするものだった。
矢野桜子は少し高めの位置の三つ編み二つ縛りで元気な感じに。
星乃綾夏は側頭部の編み込みで留めつつ、大人っぽいサラサラストレート。
最近の曲を中心にしつつ、オケが新録になったこれまでの曲も織り交ぜたセットリスト。
「今のShupines」で勝負して行こうと言う意気込みが感じられる。
「Cheese!」のアウトロの部分。 決まった振り付けはそれとしてこなしながら、余白の部分に自分たちなりの「オカズ」が入る。
余白に描いた絵が蛇足にならず、客席とのコミュニケーションの手段として有効に機能している。
後半のMCは、藤乃さやから。
この夏の大規模野外フェスの予選会に挑戦する事、その経緯と決意など。
一つ一つ、言葉を選び、時に感極まりつつ、それを鎮めながら切々と。
1stシングルのリリースと予選会がまとめてやってき恐慌というのはありつつ、何かを仕掛けないと何も始まらない、現状を変えなければ現状維持すらままならないと言うのは客の側でも分かっているので、受け止め方としては冷静。
藤乃さやが感極まりつつ心を鎮めようとするところで、当人は至って真面目なのだけれど、その振舞いに「笑いの神」が降りて来る。
笑ってはいけないのを堪えると、余計に可笑しくなっしまう。
そして空気が重くなりそうになったところで星乃綾夏の恬淡とした、良い意味での「軽さ」が救いになる。 存在そのものが助け舟。
しっかりした芯を、綿菓子のようなふわふわした甘く柔らかいものがくるんでいる。
さて、どう頑張りましょうか・・・と言うのはありつつ、差し引きを計算するまでも無く、現場としては楽しい。
(2024.05.04 記)
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