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8woman エイトマン×西田幸樹写真展

西田幸樹が写し出す最強美女8人令和最強のAV事務所エイトマンの15周年を記念して、所属する8人のモデルが「8woman」を結成し、写真家・西田幸樹の撮影による夢の豪華共演が実現。

仕事帰りにギャラリー・ルデコへ。
特典会の開催時間にしか行けそうも無かったので後回しにしていたのだけれど、兎に角凄いと言う話を聞いたので、仕事帰りに引っ掛かってみた。
毎度の事ながら、上げ潮の塵芥。

なるほど、完全にどうかしている。
「バカ負けする」なんて言い回しがあるが、あまりの突き抜けっぷりに、もう笑うしかない。

泰西名画の如く曰くありげに人物を配したものや、肉体をオブジェとして並べたものなど、様々な趣向の巨大な写真が壁一面にドーンと。
これ以上どうやるんだと言う大きさと、それでも美麗なプリント。

そして一人一人を撮った小品は繊細に。
光を強くく当てたものから、柔らかく廻したものまで、質は高くありつつさまざまに。

会場全体の照明は暗め。 蛍光灯は消してスポットのみ。
そのスポットも、近くを照らすものは短く、遠くを狭く照らしたいものは長く、黒いラシャ紙で作った筒を被せて、より絞った灯火管制。

場内の配置も、見世物小屋と言うか、胎内めぐりのと言うか、見る者を驚かす趣向が凝りに凝って。


図録などが置かれた机に、コピーしたフロア図面に壁と柱を立て、縮小した写真を配した模型が置かれていたが、楽屋裏を見せる事も含めて見世物に昇華。
それだけ練りに練ったと言う自負があるのだと思う。

特典会でごった返す会場は汗ばむほどの人混み。
引いて見るゆとりなどは望むべくもなく、今日は素見すだけにして、特典会の無い時間帯に裏を返そうと思う。


(2021.11.01 記)

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