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notall定期ライブ〜ノタパ!〜GWSP!!

後述する理由で回避も考えたのだけれど、気を取り直して押上へ。

トランプゲームのHiGH&LOWで指定したメンバーと対決、当たると入場料は無料になるシステム。
場に8が出ていたのでLOWとコールしたが、めくると9。
あえなく敗退して正規料金で入場。

前半ゲーム(メンバーが)、後半ライブで一時間。
ゲームは着席観覧。

ゲームコーナー(撮禁)は、「ito」と「ワードウルフ」。
広山が回して音井と夏井がサポート、美波と新田が自覚なくボケまくる定番の進行。
広山の上げたり下げたりブッタ切ったりが絶妙。

広山楓

廻しに夢中になって口が滑ってからのリカバリがまたウマイ。
浮世離れの方向性が違う美波と新田。 或る程度計算の出来る美波を操りつつ、新田の想定外のボケを引き出した上で料理する。

少々乱暴だが嫌味は無く、尺に合わせた進行も出来る。
音井も夏井もそれぞれの役割を心得、担っていて、誰も貧乏籤は引かないシステム。
良く出来ている。

音井結衣
夏井るな

アイドルには「先天的にそうなっている人」と、「後天的にそうなった人」が居る。

美波舞緒
新田清乃

notall で言うと、前者の代表が美波、後者の代表が新田。
芳醇と鮮烈が器の中で同居することによる面白さ。

後半はライブ。 スタンディングだが、座った椅子の前で(曲間の移動禁止)。
前の方で撮れないのは織り込み済みで、暗いが倍率高めのズームレンズを付けたものだけ持参。
三列目ともなると、流石に状況として bellum omnium contra omnes であり、撮れる隙間が存在しないのだけれど、そこはそれ長年の経験と勘で「穴」を見付けて構図を切る。
或る程度の取れ高は確保できたので、予算は達成した感じ。

回避しようか思案したのは、入場が予約では無く、時間指定の先着順であったから。

・チケット予約なし
・当日先着順にて受付/入場
・当日17:50より整列開始
※ワロップ3階から2階廊下にかけてご整列いただきますようご協力よろしくお願いいたします。
※整列開始時間より前の整列はご遠慮ください。
※入場規定数に達した場合には、ご入場いただけません。

イベント概要

長い事客をやっていれば、これが機能しない事は想定できる。
今回は想定がどの程度当たるか、実態はどうなっているのかに興味が湧き、見極めてもみたかったので、敢えて運営の指定通りの行動を取ってみた。

整列開始時間の10分前に会場前を通過しつつ、状況を観察。
常連と思しき人々が十数名、既に会場前に屯している。
此処に居る人々をどう扱うかで、「送り手と客」「客同士」の狎れ合い度が測れる。
「客同士狎れ合うならせめてどこかで潜伏しろよ」と思いつつ、そのまま通過して商店街を二た回りくらい。

スマートフォンで日本標準時と睨めっこして、17:50丁度に玄関を通るように階段を昇ると、既に列が形成されており、先ほど屯していた人々がそっくり並んでいる。

あとで整理券を貰うと23番。
私の直前の二人も丁度来たところらしく、私のあとには10人居なかった(指定時間以降に来た組)ので、約20人がコアな客(狎れ合い層)と言う事になる。

今のnotall、グループとしては悪くないのだけれど、こうした客文化(民度低め、狎れ合い度高め)には馴染めない。
排他的ではないのだけれど、既存の客の輪の中に居ないと割を食うというのは、新規の客が付かない要因になりかねない。

かつて notall が Japan Expo公式トーナメント大会で優勝できたのも、敵を作らず味方を増やして広範な支持を得たからであった。
周年ワンマンを控えて動員チャレンジが行われる中、既存客が新規客を排除まではしないにしても、参入を阻害するような状況、正直者が馬鹿を見るような状況は、客の自浄作用によってどうなるものでもない。
客の分母を大きくしようとしているのであれば、なれ合いの構図を送り手の側が見直すしか無いと、私は考える。

ライブそのものは楽しく、会場内での「見る人」「撮る人」「盛り上がる人」の棲み分けは出来ており、治安も悪くないのであるが、表に出てきにくい部分に浮腫のようなものが存在した。

私はあらゆる束縛から自由でありたいので、今後もコアな客層の外側から、損得抜きで、付かず離れず notall を見に行こうと考えている。

(2023.05.03 記)

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