見出し画像

さよなら、福田もか。

撮影会などのモデルをやって来た福田もか。
30歳の誕生日を限りに身を引くとの事で、引き祝いの写真展。

表参道の裏路地にある古民家カフェ的なものの二階のイベントスペース。
狭い外階段を昇って中に入ると受付。
木戸銭を払って中へ。

天井板を外して屋根材をむき出しにすることで高さを稼いでいる。
梁材がまだ規格材では無い頃の建築であることから、オリンピック以前の築であると思われる。

額装、ハレパネの集合etc...
日暮圭介の撮影による写真そのものの質は高く、見応えはある。

額装した写真を縦横縦横で並べて6枚×3段にしたもの。

写真の縦幅に、額の横幅が合わせてある

大きさの異なる写真をパズルのように組んだ大作。

この見せ方には感心した。

然し乍ら「引き祝い」の特典会が主で、写真展は従なので、写真では無く<
当人に用がある人しか来ていない。
どうなるかと言うと、写真を背にして、在廊する当人に向き合う形で特典会待ちの列が形成される。

三年前から予告されていた永訣の日の、最後の特典会なので仕方のないことではあるが、おちおち写真など見ていられる状況では無かった。

これは私の方が場違いなので致し方ない。

(2024.04.30 記)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?