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notall特別公演2023〜私たちって最高のアイドルですか?〜1st LIVE

9月に音井・新田を送り出し、暫くは広山・夏井・美波の3人で活動するnotall。
3人態勢の現在位置を確かめるべく、来場者のアンケートにより評価してもらおうという試み。

ご新規さんとお久しぶりの人(3人になってからnotallの特典会に来たことが無い人)はドリンク代のみで木戸無銭。

特典会には行っていないが、そもそもライブだけ見て特典会は失敬して帰宅というのが通常の行動であり、メンバーにもスタッフにも面が割れていて「新規でござい」ってのも野暮の極みなので通常料金で予約。
そうするだけの価値はある3人。

5人組でも3人組でも、見せ方の違いだけで駒落ち感は無く、それぞれの役割分担が
ボケは美波に、仲裁役ぱ夏井に収斂され、整理されて分かりやすくなった。
広山のツッコミが冴える。
異常者(美波・広山)と常識人(夏井)と言う構図は、猛獣(片瀬・田崎)と猛獣使い(佐藤)とはまた違った形でのイリュージョンの楽しさ。

歌って踊っての部分の確かさも、平均点が上がったことで安定。
広山が本気の切れ味を出しても、バランスが崩れない。

来場者は61人。
動員チャレンジで達成した90人には及ばないものの、準備期間が短かかった事などを勘案すると悪い数字ではない。

スタッフのメンバー発の「こうしたい」への即応性と、客の捌きなどの現場対応も悪くない。

送り手側の仕事全般として、良いライブであったと思う。

メンバーには責任の無いところでの問題としては、客コミュニティの閉鎖性と民度の低さがある。
排他的とまでは行かないが、他のワロップ所属のアイドルグループと比べると、客コミュニティの互助会的性格が強く、送り手が優遇している訳ではないが、外様は割を食うような閉鎖性が感じられる。
(今日は特になかったが、近過去には何度か嫌な思いをしている。)
優遇している訳でも便宜を図っている訳でも無いようなので、送り手側の線引きとしては、公平性を保つようにしているのだと思う。

客の側の意識と民度についての責任は、当たり前だが客の側にある。
敵を作らず仲間を増やすことに腐心して来た先人たちの営為を、なれ合いで食いつぶさないようにしていただきたい。

(2023.12.03 記)

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