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I hope.2 -SHIONE写真展-

ルデコ5階へ。

ステートメント

コロナが終息に向かう兆しが見えてきた頃に、モデルのSHIONE ちゃんと夢の話
をしたことをきっかけに写真展I hope. 2 の開催が決定しました。
SHIONE ちゃんが沢山の夢を書き出し言葉にしました。
その夢を叶えてあげたいという想いで集まった14 人のカメラマンに夢を託しました。
夢が形になる写真展。
それがI hope. です。
撮影は5 時間以内、撮り直し不可の一発勝負。
緊張感の中で撮影し、叶えた夢の一部をこの写真集に形として残しました。
日常に戻りつつある中で写真展を開催できたこと、心より感謝申し上げます。
I hope. 実行委員会

一人のモデルから「夢」を聞き出し、腕っこきのハイアマチュア(と、ゲストの腕っこきのプロ)が寄って集って叶えてあげる写真展。
無理難題に近い夢もありつつ

・5時間以内
・一発勝負の撮り直し無し

知恵と労力と散財。
旦那芸の極北。

アマチュアは一人一題。
ゲスト作家の i-dee が「タバコの女」「ウェディングドレス」「CM風スタジオ撮影」「ピンナップガール」の4題を一手に引き受ける。
これもまぁ凄かった。

野村原「近未来感っぽい」
相変わらず思い切った資本の投下と纏め方の上手さ。

hiram「ストーリー展開のある」
モノクロ6点。 わかっている人のモノクロ。

まっはー「彼岸花と」
グルグルレンズ(もしくはフィルター)
飛び道具に踊らされずに使役。

うさまる。「色んなカラーで」
色をテーマに撮り分けつつ、色に縛られ過ぎない。
バランスの妙。

Waiwan「ススキ&夕日で」
薄暮の「時の流れの速さ」を写し取れている。

Koji Hirose「砂丘で撮りたい」
撮影記を添えていたが、「柄にもなく『頑張った感』が出た写真だな」と思った通り、強風の砂丘でモデル共々5mの布と格闘しつつ撮った写真だった。

それ以外の出展者も、会場で凹みを感じる事のない、水準以上のものがズラリ。
悪い大人の意地の張り合いと言うか、技術での殴り合いと言うか、凄まじくも微笑ましい、見応えのある写真展だった。

(2023.05.30 記)

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