paslil' 芝咲智菜生誕祭2023 〜あつまれ!!ちなちの森〜(2023.08.20)
Shupines の山手線全駅チラシ配りの旅 ~鶯谷編~ を見届けて、下谷二丁目のバス停から上26系統で押上へ。
(実はバス一本で行ける)
開場が押したこともあり、何とか間に合って最初から。
セットリスト
タイトル通り、某ゲーム的な感じの動物にそれぞれが扮し、芝咲智菜は(※つけ忘れない限り)語尾に「だなも~♪」をつける。
設定の緩い(※「甘い」ではなく「緩い」)小芝居と言うか茶番と言うか、そんな流れで歌ったり踊ったり。
持ち歌以外のものも、芝咲智菜の「これをやりたい!」を最大限織り込んで、明るく、楽しく、時にバカバカしく。
歌い出し間違えコントの為にハリセンが仕込んである生誕祭と言うのも、なかなか無いし、ツッコミ不在でボケと大ボケ(失礼!)で進行するグタグタもまた楽しい。
今回は、私服に動物の被り物と言う衣装だったが、ガーリィ(必ずしも異性の目は気にしない)な宮坂、朝日、芝咲と、フェミニン(異性の目にも訴えかける)な滝本の出で立ちの対比の妙。
互いの存在が互いを引き立て合う。
滝本里奈の蠱惑的な振る舞い、これまでのワロップではあまり見られなかったものなので新鮮だし、それが牧歌的な paslil' の中で共存しているのも面白い。
だいたいの物は受け入れてくれる懐の深さがある。
なので、客は頑張ったも良いし、頑張らなくてもいい。
盛り上がる方向で楽しんでも良いし、へらへらわらって見ていても良い。
肩の凝らない所も、paslil' の良さだと思う。
メンバーの「こんなことをやりたい!!」を最大限生かし、自らも楽しんで、客も楽しませる。
善意の良い循環が温かくも楽しい、芝咲智菜の生誕祭だった。
(2023.08.26 記)
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