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朝日ゆきの初ソロイベント 〜私の大切な瞬間〜

先日、paslil'のリーダーとなった朝日ゆきののソロイベントへ。
特に何かの節目でもない時期はありつつ、何かしらやってくれる(やらかしてくれる)であろう期待感からか、思った以上の入り。

ビンゴの紙が配られたが、客の多くは中央に「天才」と書いたところで手が止まり、長考。
ほめるところが無いのではなく、朝日ゆきのが何を考えているのかか分からない。
(まぁ、分からないからこうして現場に来ている。)

ビンゴとは別に
「朝日ゆきのに歌って欲しいpaslil'の曲」
の投票もあったのだけれど、曲に促されてから曲一覧の紙が出てくるのは商売として内向きに過ぎるような気がしつつ、言われて気付いたらすぐ対応する機動力には感心した。
自前のハコで事務機器も備えてあるからこそではあるのだけれど、出来る事はすぐやる姿勢が良い。

前半はトークコーナー(※配信あり)、後半はライブ(※配信なし)。テーブルと椅子が一つずつ。

裏でガタガタ音がして、何だろう?と思ったら、朝日ゆきのは雪だるまのキグルミで登場。
出オチであり、馬鹿負けであり、これを見られただけで元は取れた。


トークコーナーと言ってもタイムテーブルも台本も無く、朝日ゆきの本人が考えた自分の良いところを当てるビンゴゲームから。
一枚ずつ、箱から紙を引いて読み上げるのだけれど、引いた札に書かれた良い所を読み上げて「当たった/当たらない」で客の反応を見るだけで、札に書かれた内容については掘り下げない為、トントーンと進んであっと言う間に用意した商品の分のビンゴが出てしまう。

「トークコーナー終わりにしてライブに行っていいですか?」

いやいやいや、配信をね、してますからね。
その尺は引っ張らないといけませんよ。
・・・と客はハラハラ、天の声(マネージャー)で札の内容を掘り下げるよう指示が出て、自分の思う「良いところ」についてのお題トーク的な流れ。

話が佳境に入ったところで、再び天の声。
「そろそろ配信終了でーす」

カメラの向こう側の配信観覧者に手を振る朝日ゆきの

バタバタッと〆てライブに・・・行く前に、雪だるまのキグルミを脱がなければならない。
「ここでやります」
と朝日。
いやいやいや、事故が起るとね、マズいですから。 撮可イベントでみんなカメラ持ってますから。
落ち着いてください・・・と言いたいところであるが、朝日ゆきのは落ち着いた上でやらかすからタチが悪い。
宮坂舞子が裏に誘導してそこで脱ぐことに。
その間も、マイクをオフにしていないので不穏な音が聞こえて来る。

ライブはソロと言う事で、普段はやらないような曲からの選曲。
巧さで唸らせるタイプではないのだけれど、聴くに堪える歌にはしてきており「ここまで出来ます」と言う現在位置を示しつつ、伸びしろも感じさせるものになっていた。

やり切ったからか、何か思う所があったのか、終盤に涙で声を詰まらせるようなところはあったが、最後は笑顔で。

朝日ゆきの「らしい」、なんだかよく分らないが、なんだかんだで楽しいイベントだった。

(2023.03.19 記)

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