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えすれあるデビュー記念ミニライブinWALLOP(2023.07.09)

ワロップの送り出す新グループ「えすれある」の、初の単独イベントへ。

「えすれある」は、ワロップアイドルの研修生グループとして Shupines や paslil' の母体となってきた wieee の生き残りの 高本ことね と 一ノ瀬楓依。
元FES☆TIVE/ペンタプリズムの 汐咲玲亜。
望月梨杏は宮古島の出身で、上京する前にも何かしらの活動はしていたようだが詳細は不明。
そしてアイドル未経験の 和泉伊織。
経験豊富な人、或る程度の経験のある人、初めてアイドルになる人。
面白いバランス。

衣装はメンバーカラーがきっちり入り、背格好に合わせた調整はされているが、デザインはほぼ共通。
オフショルダーであったり、パフスリーブであったり、袖のあしらいで変化を付けてある。

前半はトークライブ的なもの。

汐咲と高本と一ノ瀬は、喋る方も上手い。
何時まででも喋っていられる高本と一ノ瀬を、汐咲が上手く捌いて回して行く。
望月と和泉も振られれば喋れるというか、ツッコミどころで出来ているような人たちなので、高本と一ノ瀬が上げたり下げたりして引き出して行く。

後半はライブ。
一旦捌けて仕切り直し。

汐咲玲亜は喋る方でもきっちり仕事はしていたが、ライブになるとまた違った一面を見せる。
この人の本分は、矢張り歌って踊るところにあり、舞台の上での振る舞いはライブアイドルとしての王道のそれ。
ここまで出来る人だとは思っていなかった。
不明を恥じたい。

振り付けは激し目だが、きっちり揃っている。
そして声を張って歌えるメンバーが複数居り、ソロパートの連なりでも声量が凹まない。
初めてアイドルになる人を含めて、ステージデビューから2週間の人たちだとは思えない纏まり。

持ち歌はまだ3曲だが、どれも悪くない。
特に「太陽のマーメイド」が鼓膜にと言うか、脳にこびり付くような引きの強さ。
最初の3曲の中にキラーチューンがあるのは強い。

手札がもう一、二枚増えると、対バンのライブでも十分戦える。

予想を超えたものが見られた、聴けたデビュー記念ミニライブだった。

(2023.07.11 記)

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