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ホットドッグに癒された件

リフレッシュしたい

夏の終わり、私はとても疲れていた。
家庭の事情や仕事のストレスなどが重なってモヤモヤMAX。
このままではどうにかなってしまいそう。

なんとか気持ちをリフレッシュさせるため、以前から気になっていたお店に行くことにした。


レストラン到着

駅から少し離れた所にある、手作りソーセージのレストラン。売店が併設されている。

「いらっしゃいませ」
店主らしき方が、ちょうど良いテンションと笑顔で迎えてくれた。何だかホッとした。

レストランフロアは、お洒落な山小屋風カフェといった印象。洗練されているけれど木が使ってあるためか、とても落ち着く。空いていた4人掛けのテーブルに座らせてもらった。

メニューを一通り見て迷ったあげく、ホットドッグのランチとビールを注文。
ホットドッグのソーセージは数種類から選ぶことができ、プレーンなものにした。


待望のランチセット

先にベーコンのスープと、キャベツのサラダが出てきた。割と薄味だ。
しかしこの薄味が、弱った私を優しく受け止めてくれるようで、メインへの期待が高まる。

ビールを飲みつつ待っていると、ホットドッグ登場。自家製ソーセージをラウゲンパンに挟んだもの。ケチャップとマスタード、ピクルスが乗っている。

ラウゲンとは表面が特徴的な茶色に仕上がるよう焼く前に水酸化ナトリウム水溶液に生地をくぐらせてから焼くスタイル。

ドイツニュースダイジェスト/パン事典より

これは!

大口を開けてガブリとかぶりついた。
美味しい!美味しくて驚いた。
ソーセージは肉の旨味が感じられ、パンは甘みがある。それぞれに主張しつつも調和がとれている。

ラウゲンパンは外はカリッと中はフワッと柔らかい。ほんのりプレッツェルの香りがする。
こんなに美味しいパンがあるんだ!

味わいながら食べ終わると、美味しさを家人にも伝えたくなり、売店で冷凍のラウゲンパンとチョリソーを購入し心地よい気分で帰宅した。


休息って大事

「しなくちゃ」で固められた日々からいっとき解放され、普段よりワンランク上のリラックスタイムであった。

遠くに旅行できないとしても、ほんの少しのアクションで日常の生活が変わるんだなぁと実感。

自分の健康を守れるのは自分しかいない。
疲弊する前に、自分で自分を楽しませることをしていこうと思った1日であった。

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