オタク友達との関係に嫌気が差した話

4年前に育成系スマホゲームがきっかけで知り合ったオタク友達がいます。お互いメインジャンルは違いましたが漫画やアニメなど、共通の話題も多くすぐに意気投合したので朝まで居酒屋で話し込んだり、家にお邪魔して他界隈の円盤鑑賞をしたり、友人の子供を含めてご飯に行ったり、イベントや他界隈のライブで県外遠征をしたりと「普通のオタク友達同士ってここまでするのかな?」というくらい親密になっていきました。

しかし友人のメインジャンルの映画(3Dキャラクター音楽ライブ)公開を機に、友人はメインジャンルが同じ友達と遊ぶことが増えました。誰と遊ぶかは自由だし、私も当該ジャンルを薦められましたがそこまでハマることができなかったのでさほど気にしてはいなかったのですが、ある時私と友人が一緒に楽しんでいたジャンルのアクスタを並べている写真を載せていて、とても悲しくなりました。
元々友達作りが苦手だった私の唯一のオタク友達が私と同ジャンルで他の子とオタクをしているという事実にとてもショックを受けました。「ああ、私は友人にとって唯一無二じゃなくなったんだな」そう痛感させられました。

上記のようになってから一年ほど経ちますが現在も連絡は取り合っているし遊ぶこともしています。ただ友人のジャンル移動や出戻り(”卒業した”と話していた某アイドル育成ゲーム)によってメインジャンルの友達と遊んでいることが多いようです。

度々姉に愚痴を零しているのですが(私同様オタクでしたが結婚と妊娠を機に漫画を読んでる時間もアニメを観ている時間もないしソシャゲのイベントを走ってる時間もない!ということからキッパリ卒業しました)毎回友達辞めなよ~と諭されます。しかし誰かと遊ぶことの楽しさを知ってしまったうえ、インスタでオタクの皆さんのキラキラした投稿などを見るとどうしても”誰かと繋がっていたい”という思いを捨てきれず、関係は続いています。

一人でイベントやライブにも行きますし、ご飯や映画など元々単独行動に苦を感じていないので一人になってもやっていけることはやっていけますがやっぱり時々孤独感を感じるため今後は適度な距離を保ちながら過ごしていければなと思っています。