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【note70枚目】 『GARO -VERSUS ROAD-』 で改めて感じた事。

 きっちり予約していたので、きっちり発売日に到着…してたらよかったな…ちょっと出遅れていました。ででん!

 改めまして。全12話、オーディオコメンタリー、メイキングを全て拝見しました。

 まず一言。「買ってよかった〜」

 推しである勇翔くんがメインで出演という時点で買わない選択肢はなかったのですが、差し引いても買ってよかった製品版。自室の特撮ゾーンで燦然と輝いています(ホロ仕様なだけに)

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 いくつかレンタル中。

 これは第2話のオーディオコメンタリーを聴いて思ったことなんですが、勇翔くんが「今までシリーズを見てきて、こんなに泥まみれになってるシーンは見たことない」と言ってて、綾部監督も「これまでとの差別化を図る上で大切なシーン」と、天羽涼介のグラウンド戦についておっしゃってたんですよね。

 そこで思い出したのが『月虹ノ旅人』名古屋舞台挨拶の事。

 雨宮監督が牙狼の要素として「白いロングコートを汚さず戦う外連味」と挙げられており、MCの勇翔くんも「それが華麗さや強さに繋がるんですね」というコメントを寄せていたんですよね。

 「これまでとの差別化」のポイントに「これまでのファン」である勇翔くんがいることにまず感動したのと、彼の存在が「伝統と変革」の蝶番になってるのかもしれないとオーディオコメンタリーで感じたんですよね。

 手前の執筆記事続きで申し訳ありませんが、6.5話のレビューでこんな事を書いていました。

 血に塗れ、泥臭く戦い続ける本作はその真逆。アクションの面から考えても、意図してまるごと印象を変えられていたのかなと。

 自分で書いたからこそより強く覚えていた事を本作にフィードバックして、自分に強く残ったこの感触と放送を見て感じていた事、それを書き表したこと。それらと製作の意図や作品の気持ちに大きなズレがなかったことが妙に嬉しかった。

 正直毎週戸惑いながら見ていました。

 「書きます!!!書かせてください!」とはりきって手を挙げたのはいいものの、レビューを書く力加減も、『VR』に沿いたいけれどもこれまでの『牙狼』を考えると…目線の偏りも極力無くしたいし…などと、毎週とにかく悩んでいた。それでも自分なりに頑張ってやり遂げられてよかったです。これからはもっともっと、特撮好きの人とワイワイ盛り上がれるような記事を書けるようになりたい。


 ここからは普通のオタクの話。


 いやほんま、勇翔くんが牙狼シリーズに役者として名前を連ねられてよかった…よかったよ…!

 発表されてから今までずっとそう思ってる。憧れるだけじゃなく、芸能活動の確固たる芯として役者があって、さらに「出たい」と思い続けて芸を磨き続けたから手が届いたのではないかなと思います。それが、彼を応援している者の端くれとしては大変喜ばしいし、嬉しい。

 彼が生きた「天羽涼介」について、12話のレビューではいろいろ押さえきれずに書きたいように書いてしまった事を少し反省している。オタクの面が多めに出ちゃったなと…。

 【天羽涼介】「一匹狼の熱血漢」一見すると矛盾するように思える表現こそ、彼をピタリと言い表していたのだと、全てを見た今なら理解できます。
 天羽はとにかく、ゲームの全容が見えてくる後半ではよく涙を流していた印象がある人物。「助けてほしい」と言われたから助ける。第2話で彼が口にしたそれは、自分の望みを満たす言い訳のように思われましたがその実、手を差し伸べずにいられない、助けずにはいられないある種の熱血だったのかもしれません。

 つい、「もっと1人で役者仕事の幅を広げてほしい!」と大きめに言ってしまう私だけど、撮了の瞬間、両手でガッツポーズをして喜びを全身で表現する勇翔くんの姿は、グループで活動する彼を見ていない事には「鮮烈な感動」にまで至らなかったと思う。

 どちらが主、ではなく両輪揃って「勇翔」という表現者なんだろうなと改めて感じた。

 うーん、でも欲を言えば………もっともっと牙狼にいる勇翔くんを見たかったな。

 これからも、勇翔くんと彼が愛する牙狼とのご縁が繋がり続けてほしいと願います。