【note 40日目】 アイドルは最高のエンターテインメント集団

間に数日抜けはあるけど40日目。よく頑張れてる。拍手。

世間の自粛ムードに影響されるまでもなく、自宅徒歩5分圏内から出ないことで混雑を避けて生活していたこの休日。吸い寄せられるようにアイドルの映像を見まくっていた。

サムネイルの佐藤優樹ちゃんがとても美しい。

モーニング娘。はアラサーの必須科目といってもいいじゃないですか。ガキさんが加入した時は、「ついに同い年の子がモー娘。に入った…!!」と衝撃だったけど、今やほぼ全員ひと回り以上年下で、最年少は14歳?とかで、もう孫やんけと思った次第です。(オタク特有の年下誇張表現)

BSスカパー!で放送されていたライブ映像とMVを行ったり来たりしながら見ていて、現在の年長期(9期、10期加入)は在籍年数が10年に届くほどらしく「円熟」と呼ぶにふさわしい貫禄あるパフォーマンスで、最年少15期加入の子たちは、伸びよう、追い付こうと一生懸命な様子が感じられて涙が出そうになった。その間、11~14期加入の子たちは、アイドルになるために生まれたような輝きを持つ子、一芸に秀でた子、長い下積みを経てグループにたどり着いた子など縦と横に才能が広がっていて「円熟」と「早生」をしっかりつないでステージと『モーニング娘。』を作り上げているような雰囲気を感じた。

客席にはまさに老若男女問わないファンが思い思いのペンライトを光らせて空間を作り上げている。そこにいる人たち、そして画面越しに見ている人まで隅々楽しませる気迫と喜びと感情が溢れ出る彼女たちの姿は「アイドル」だと思った。

昨今のアイドルに必須となっている「近さ」を売りにした商売の波は彼女たちにも押し寄せているらしいけど、「目の前にいるのに絶対的に触れられない」そんな存在でいてほしいとで思ってしまった。そんな「アイドル」でいてほしいと。

近さを売りにした商売の循環にハマっているオタクが何言ってんだ、と我に返った。それはそれ、これはこれで。

そして昨日はこちら。

19時からのアイドル男祭りにBOYS AND MENが出演とのことで見ていた。

どの場面で誰が言ったのか、今はパッと出てこないけど

「『アイドル』は何歳になっても『アイドル』だからね」

の言葉がとても重く響いた。

「自分たちはアイドルじゃないんで」と主張するアイドルには常々疑問を持っていた。どうして「アイドル」という響きをそんなに嫌うのか。

「アイドル」は歌もできる、ダンスもできる。

「アイドルだから」で積める経験も計り知れない、いわば最強の肩書。

その肩書を持っているうちに、次へ何が生かせるか模索することが、芸を磨く道につながるんじゃないのかなあ?と素人は思うわけです。素人が偉そうに能書き垂れてすみません。

アイドルでの経験やその時代にできたつながりを生かして次のキャリアを積んでいる人もいる。そういうところから学びや気づきってありそうなのに。

その辺の疑問が、番組中のトークコーナーにもいくつもあって、新しい窓の3人が「僕らが君たちくらいの歳の頃には…」を枕言葉に繰り出されるエピソードは、アイドルのキャリアを埋もれさせずに芸を積んで、さらに道が広がるエピソードや3人の今までが宝石のように輝いていた。深夜のコントはさすがに働きすぎて頭おかしくなってたと思うけど。

ただし、呼ばれていた男性アイドルグループたちの事務所規模と3人の事務所規模(当時)では、待遇やパイプの太さ、業界での絶対的な知名度や強さに雲泥どころか雲とヘドロぐらいの差がある。こればかりはどうしようもない。

「アイドル」という立ち位置から、伸びる方面は様々に分かれていて、どの方面にも可能性は広がっている。

歌うこと、踊ること、しゃべること、は全部表現だし、「アイドル」という姿を演じるととらえることも出来ると思う。

世の中の「アイドル」たちは、どうかその立ち位置を否定せずにいてほしい。

いろんな人たちにエンターテインメントを届けられる、最高の存在だから。

そんなことを考えた休日だった。