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7月13日(土)一週間を振り返るニュース10本

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今週もお疲れ様でした。

色々あった一週間ですが個人的にはイランの大統領選が衝撃でした。

欧米に融和的な大統領が誕生したことで中東情勢が変化する可能性があります。

それでは今週を振り返るニュースたちです。


7️⃣一週間を振り返るニュース10本

《記事のジャンル》

💵経済🏛️政治🌎国際🗾国内

🗾川重問題、防衛強化に冷水 海自隊員に金品提供で特別監察へ 過去にも不祥事、信頼回復険しく

防衛分野での結構大きい不祥事が発覚しました。22年国会(確か)で防衛費の大幅増が決まっていますがその財源はまだ未確定なものもあり「防衛増税」もささやかれているところでの不祥事であり防衛省なにやってんのって案件。記事内では防衛関連企業が少ないから癒着が起きやすいと書いててもちろんそれはあると思いますがだからこそより厳格なルールを決めておくべきだと思います。

💵食費は節約対象に 消費支出、5月実質1.8%減 賃上げ浸透が回復左右

そう。食費を削ろうとみんなわりと必死なんですよね。スーパーの値付けの動向からも明らかでした。原材料価格が上がり商品価格に転嫁するしかないよねって話になっている時にスーパーはプライベートブランドを強化し必死に値下げ戦略を取っていました。かなり切実な問題です。

🏛️英新政権、脱炭素を再加速 ガソリン車禁止、再び30年に 税制面では企業に配慮

英国は保守党の惨敗、労働党の圧勝で14年ぶりに政権交代が起きました。保守党政権下で野心的な目標を掲げたにも関わらず国内の産業基盤に配慮し「見直し」を行っていた温室効果ガスの排出量関連の施策を再度元通りにして進めていくことになります。国民の多くが来にしている「景気」と脱炭素の両面を実行していけるかが問われます。

🏛️誤算のイラン指導部、民意離反を軽視 大統領に改革派

いやー。ビックリしました。記事内にもありますがイランは今の体制が「革命」によって確立されているため他のアラブ諸国に比べかなり民主的な制度を敷いています。それでも出馬するには意思決定層の審査が必要で今回も保守派が5人、改革派が1人という偏ったバランスでした。その中で欧米に対し融和的な改革派が当選となったことでイラン国内の保守派への不満の高まりが伺えますし今後の中東情勢にも影響を与えそうです。

🏛️小池都知事3選 党派色薄め広い支持 石丸氏、蓮舫氏上回る

現職の強さが光った選挙だったと思います。蓮舫氏は無党派に浸透しきれなかったことが敗因でした。「躍進」だった石丸氏は選挙後の方が話題になっているような気がします。同日行われた都議補選では自民党の停滞ぶりが露見し、こちらは国政にも響いてきそうです。

🏛️フランス下院選、左派が最大勢力 極右は失速し第3党

極右が第1党を取るかと思われていたフランス下院選は2回目の投票で左派と中道が選挙協力を実施し抑え込みました(それでも極右は88→143なので躍進とは言えます)。現政権の中道から左右に票が流れた形で端的に「現状に不満である」という意思表示。議会はどこが主導していくのかを決めかねる三すくみ状態です。

🗾三井住友銀、リテール強化へ転換 個人の振込手数料下げへ 金利ある世界回帰で、ネット銀攻勢も背景

日銀が「異次元の金融緩和」から政策変更し、徐々に金利が引き上がっていくことが確実視される中でこれまで守りに入っていた銀行が動き始めています。三井住友銀行の場合は銀行とは別でポイントを活用した経済圏の創出という文脈もあります。

🌎ハマス「恒久停戦」取り下げ カタールで協議再開へ

基本的にイスラエルが応じるかどうか以外には動く要素がないわけなんですが、イスラエル政権(というかネタニヤフ首相)がかなり強硬的なってきており物事が動きにくくなっています。報道が徐々に減ってきているのも非常に気がかり。

💵企業物価、伸び率拡大続く 6月2.9%、円安が上昇圧力に

2つ目の記事で「消費者は食費を切り詰めている」というニュースがありましたが一方で企業は原材料価格が上がっているため物価が上昇する方向に動いています。ここに賃金の上昇がついてこなければ不況なのに物価が上がる「スタグフレーション」という状況に陥りかねません。ちょっと気になってます。

💵米経済、近づく軟着陸 6月CPI「粘着インフレ」薄まる

アメリカはようやく利下げできるかもねって材料が揃い始めました。アメリカの金融政策を決める会合、FOMCは今月末と9月中旬に予定されており、9月での利下げ決定が可能性高いのではないかと見られています。9月利下げになれば経済への波及効果から大統領選において現職のバイデン氏への追い風となる可能性があります。


👀注目

〈NEO-COMPANY 私たちの逆襲〉高成長の秘訣、高給にあり 「高循環」企業1位霞ケ関C、2位メルカリ 優秀人材確保へ 賃金アップ提示

人材獲得競争は既に始まっており、いかに優秀な人材を確保していくかは企業の生き残りにとって最重要課題となっています。それに気付けるのか、気付いて必要な施策を実施できるのか、非常に重要な経営判断となります。

中国の水問題、深刻化は不可避

ぜんっぜん知らなかったんですが中国で干ばつが発生しているんですね。しかもヒマラヤの氷河も縮小していて今後の水供給にも不安があると。経済や政治情勢は引き続き重要ではあるものの、水対策は指導部にとってかなり大きな課題になるかもしれません。中国の不安要素が一つ増えた印象。


📰1週間の一面


✉️追伸

気温が乱高下し体調も崩しやすい気候なのでお気をつけて。

あとは毎年夏場にコロナの1つ目のピーク(もう1つは冬)がくるので皆さんほんとにお気をつけください。まわりでちょこちょこ罹患してます。

来週は月曜にお送りし、火曜は休刊でお休みです。

また月曜にお会いしましょう。良い週末を。

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