個性が抽出される手網焙煎コーヒーの会
クモが看板と共にお出迎えしてくれた
トンボがテントの中を通り抜ける
裏の田んぼから聞こえるカエルの鳴き声
はじめましての人たち
カシャカシャとコーヒー豆を振る音
だんだんと色づいていく豆の色をじっとみて様子をうかがう
コーヒーの爆ぜる音
パチッ パチッ チッ チッ
コンロからむわっとくる熱気
うちわで扇いでくれる風
コーヒーのにおい
すぐとなりの畑のトマトの鮮やかな赤
ひとつひとつちがう色のコーヒー豆
コーヒーを挽く音の違い
ガーッ ザーッ
むくむく膨らむコーヒー
ふわっとにおいが部屋にひろがる
ひとつのコーヒーをみんなで覗きこむ
味を表現するってむずかしいね
ぜんぶちがうにおい、色、味
「あ、これ、すきなあじ。」
もう二度と飲めない味
さっきとった赤いトマトも一緒にならんだお昼ごはん
コーンとハーブのマフィンも一緒に
たくさんの人と食卓を囲むのが贅沢なことだって大人になって気づいた。
明日もコーヒーいれてみよ。
6月29日、toiにて開催の手網焙煎コーヒーの会に参加してきました。
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