知識欲

本を読んだり、YouTubeの教養系のチャンネルを見たりして新しい知識を得るとき、乾いたスポンジにしゅわわわわ、と水が染み込むような、うるおう感覚になる。

もういい大人ではあるけれど（いま37歳、今年で38歳）、知らないことはいくらでもあって、どんな分野であっても新しい知識を得るのはとても楽しい。

「知らないことを知るのは楽しい」というのは、大人になってからより強く感じるようになった気がする。
学生のころ、勉強は嫌いなほうではなかったけど、でもひたすら暗記をするようなものはつまらなくて苦手だった。歴史とか、本当は面白いものなのに、年号とかなんちゃら将軍の名前とかを暗記するのが嫌すぎてひたすら避けてきたので、恥ずかしながら一般常識レベルの歴史の知識すらごっそりない…。

でも本来は、学びって楽しいはずのものなんだよな、と。最近お仕事でまったく知識のない分野のことを調べる機会が多いんだけど、「こんなふうに使われてるんだ、知らなかった」「こんなのが今あるんだ、へぇー」と、前述のしゅわわわわ、と水が染み込む感覚を感じるんですよね。知らないことを知るのは、やっぱり楽しい。

新しいことに興味をもつようなみずみずしさを、持ち続けていたいなと思う今日この頃です。