わたしの墓標
文芸誌「watshi」にて私のエッセイが公開されています。以下のリンクからお読みいただけます。
ブックカバーの中に潜む恋、夕焼けで誤魔化した頬の火照り、雨粒に拭われていった涙のこと。チークでわざと頬を火照らせて、泣き腫らしたあとの瞳をつくる、そんなわたしたちの歪みがきらめくとき。
そんな私のずっと奥にある話です。誰かに気づいてほしくて、だけど気づかれるのもこわくて、ずっと奥に仕舞い込んでいたわたしのことを引っ張り出してしるしました。ここをわたしのひとつの墓標として。10代だった頃の最後のエッセイです。
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