マシュマロテストは迷わず即食べの中学受験生に未来はあるのか！？

我が家の小５長男が宇宙人系というか、明石家さんま系であることは先日の記事に書きましたが（↓）、相変わらずでして。
長男は明石家さんまだと思うことにした
https://note.com/2boys_in_space/n/n4e33c9bf45e7

子育て経験者は皆、子が赤子の時に経験したであろう後追い。
お母さんの姿が見えないと不安で、トイレまでついてきちゃうというあれ。まさか、小５でトイレまで後追いされると思わなかった。笑
というか、そういう羞恥心はまだ芽生えてないんだな。

とにかくしゃべるのが大好きな長男。授業中も食事中もよくしゃべっており、受験勉強中はどう黙らせるかを母は必死で考えているわけですが、休憩時間は堰を切ったようにしゃべり始める。しかし休憩時間、私もトイレ行ったり休憩したいわけで、話の途中で「ちょっとトイレ行ってくる」と言うと、トイレまでついてきてしゃべる（さすがにドアの外で）。と思ったら、私の相槌が物足りなかったようで（すまん）、トイレのドアをガチャっと開けて「ねーねーママー、〇〇って知ってる？あのね・・・」と話始める。
いや、今、最中やがな・・・（T T）
明石家さんまもこうなのかな笑（さんまさんすみません＞＜）

でもそんな後追いにも、そうだよね、と思える理由が。
７月の組分けテストで過去最低点を取ってしまい、せっかく上がったクラスが最下位クラスへ急降下した長男。偏差値もサピ継続ライン（40）を割るという大惨事。個別塾の塾長からも、まだ頑張れる、頑張ろうが大前提、だけど偏差値40を切る事態が続くと、さすがに中受継続は断念とした方がよいと思いますので、５年終わり時点で判断しましょう。。という撤退宣言が！
撤退したら、6年からは中受ではなく高校受験に向けた準備をしましょうという営業トークつきで！笑

「中受撤退」の言葉が出てきた時点で本人も一瞬焦りを見せたものの、
１日たてば元通り・・まあそうだよね。
先日訪れた小児科に「中受体験記」的なコミックエッセイがあり手に取るも、「本人に火が付いたのは６年の１月から」とか、再遅にいたっては、「第一志望落ちてから（2/1）」などと恐ろしい言葉が並ぶ。私、そこまで耐えられるかしら。そんなに自分の精神力が持ちこたえられる自信がない。

しかし。昔、マシュマロテストというのがあったけど、やるまでもなく、
長男は即食べる派、だと4歳当時も今も変わらず思う。だって、目の前の母がトイレから出てくるのすら待てずに入ってきちゃうくらいだもん（泣）
将来を見越して今を我慢するなんてできない。だから、きっとうちの子も火がつくのは6年の冬なのかもしれない・・・認めたくないけど、認めざるを得ない（ＴＴ）。

補足をすると、マシュマロテストとは、4歳の子供を対象としたスタンフォード大学の実験。子どもを１人ずつ、簡素な部屋に通し、椅子に座らせ、机の上に１つだけマシュマロが乗ったお皿を置く。「今から15分、席を外すけど、戻ってくるまでマシュマロを食べずに我慢できたらもう１個あげよう。でも、戻ってくるまでに食べちゃったら、２つ目はなしだよ」と言って、その子がどんな行動をとるかを見る実験。先生が部屋を出た瞬間食べちゃう子、戻ってくるまでじーっとマシュマロを見たりツンツンしたりしながらも頑張って待つ子。。以前なにかのテレビで見た映像では、どの子も本当に愛らしかったが、これは単にその時の行動を見るだけではなく、その時の行動とその後の成長や経済的な成功までの因果を調べている。
結果としては、マシュマロを食べずに我慢して２つ目のマシュマロを手に入れた子達の方が、そうでない子達と比べて大人になってから経済的に成功しているという結果になったそう。ただ、その経済的成功にはその「自制心」だけが起因しているのか、という点は疑わしく（その子が置かれている家庭環境や豊かさの方が影響が大きいのではという説）、信頼できるデータという位置づけにはなっていないそう。

でも個人的には、こういう風に「将来の利益・成果」に対して「今、欲望を抑える、我慢する」という力って特に中学受験においてはものすごい重要だと思う。子供は（いや、大人の私だって）、何年も先の受験というものに対してリアリティを持って認識するのが難しいし、ぼんやりと「この学校に行きたい」というのがあったとしても、そのために「今のこの努力」がどれくらいの力を及ぼすのかというのが見えづらい。

さて、どうするか。と考えていた時に朗報！
５年になったら志望校診断テストがある！前回の第１回テスト時はそもそも転塾するかどうかでバタバタしていて受けなかったので、今度の9/1は受けてみるか。そこで、これまでのように「SAPIX全体の中で何位か」ということではなく、志望校（まだふわっとしかないけど）に対して自分がどれだけ足りていないかが分かったら、どうなるのか。少しはマシュマロ（＝目の前の誘惑）を我慢する気になるのかどうか。
ってやる前から期待を裏切られることはわかってるけど、それでも期待をしてしまう悲しい母というサガ・・・。

まあ、まずは目の前の夏休みをどうするかなんだけど、
つらくなってきたので次回は、最近気分転換に夢中の私の話を書きますー。
（現実逃避・・ではなく、前向きに受験勉強に取組むための気分転換です・・言い訳＾＾；）