SDGsへの関心の高まりと経済効果
年の瀬になり、2021年もあと20日で終わりです。
コロナもありましたが本当にスピードが目まぐるしい一年だったと実感しています。
そんな2021年ですが、昨年以上に注目を集めたことの一つにSDGsがあると思います。
先日はSDGsの中でも自分で購入したヴィーガンシューズ
のご紹介をさせていただきましたが、今回は
「実際にどのくらいの企業が注目しているのか?」
と思い、調査データを調べてみました。
「SDGs に関する企業の意識調査」と銘打ち、帝国データバンクが2021年6月に実施した調査(、有効回答企業数は 1万1,109 社)によると、内容は以下となってます。
SDGsへの理解と取り組み
「SDGsに積極的な企業」は2020年の24.4%に対し、2021年で39.7%と15.3%増えていますが、「SDGsに取り組んでいない」企業は2020年の47.7%に対し2021年で50.5%と2.8%増えています。
SDGsに対する企業の意識 〜規模別〜
企業の意識としては、大企業では55.1%が積極的ですが、中小企業では36.6%、小規模企業では31.6%と20%以上意識に違いが見られます。
SDGs目標のなかで、現在力を入れている項目(複数回答)
上記3つを見ると、
・働きがいも経済成長も〔目標8〕:32.0%
・エネルギーをみんなにそしてクリーンに〔目標7〕:22.3%
・つくる責任使う責任〔目標12〕:20.9%
となっており、より企業活動に近い項目に注力されていることが想定されます。
SDGs景気DI(総合)の推移
「SDGs 景気 DI」と「潜在 SDGs 景気 DI」および両者の統合指標として『SDGs景気 DI(総合)』 (※1 DI:景気動向指数)を見ると、全体の景気に比べて2%程度高い水準で上回っています。
まとめ
個人的にはNewsPicksやTV、新聞などで見かける機会も多く、本も読みながら仕事で出来ることを考案し続けている最中ですが、「SDGsに取り組んでいない」企業が過半数以上存在する一方、取り組んだ結果として景気が上昇している傾向も踏まえると今後の企業経営には必須要件になってくると考えます。
「何からSDGsに取り組めばいいの?」
といったお客様からの相談も増えてきていますが、SDGsは大人だけでなく、小学生や子供もを学ぶ時代になりました。
SDGsを考えることは、今後の事業活動に活かせるポイントやビジネスチャンスを見つけるきっかけになるかも知れませんし一度再考されてみてはいかがでしょうか。
今回は「SGDsへの関心の高まりと経済効果」といったテーマで帝国データバンクの調査結果を元にご紹介させていただきましたが、私個人も身近に出来るSDGsの実践をしていきます。
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