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雑学ことてん #0002:リンゴ【1】

「リンゴ」に関する雑学、1〜25。

間違いが無いように気をつけてはいますが、
間違いを発見した場合、優しい言葉遣いでコメントして頂けると嬉しいです。


1.平安時代、リンゴは「利宇古宇(りうこう)」と表記されていた。

2.「林檎(リンゴ)」は元々中国語だが、現在の中国では「林檎」と書かず「苹果」と書く。読み方も「へいか」。
※繁体字だと「蘋果」。
※中国では中国原産のものが「林檎」、西洋から来たものを「苹果」と使い分けていたが、現在はどちらも「苹果」が使われる。

3.12世紀ごろまで「apple」は果物全般を指す言葉。

4.パイナップルは英語で松を意味する「パイン」と「アップル」が組み合わさった言葉。形が松ぼっくりに似ている果物と言った意味で名付けられた。

5.ラテン語で「リンゴ」と「邪悪」はどちらも「malus」。
※発音は違う。同字異音語。

6.↑のために、旧約聖書で「禁断の果実」がリンゴだとされてきたが、聖書の舞台となった紀元前のパレスチナではリンゴは栽培されていなかった可能性が高い。
※『日本大百科全書』は「禁断の果実」=アンズ説を推している。

7.喉仏は英語で「Adam's apple」(アダムのリンゴ)。アダムが禁断の果実を飲み込もうとして喉に引っかかったため、男性だけ喉仏があるという伝説から。
※ただし、聖書にこのエピソードは掲載されていない。

8.11月5日は1105で、いいりんごの日。

9.和林檎は中国から薬として渡ってきて、元々は整腸剤として使われていたもの。

10.食パンの袋を閉じる「バッグ・クロージャー」は元々リンゴを包む袋を閉じるために考案されたもの。

11.津軽のリンゴ農家の中にはオープンカーの軽トラを使いリンゴを収穫する所がある。
※このオープンカーの軽トラは「バゲ(バケ)」と呼ばれる。

12.リンゴを1日冷凍庫に入れ、6時間程度外気に当てて溶かすと、リンゴを握りつぶせるようになる。力強さを見せたい時に。

13.千疋屋ではリンゴは縦に皮を剥いていく。

14.電動ドライバーをリンゴの中心に刺し、皮むき器をあてるとたった2秒でむける。
※自己責任で

15.現在、ガスタンクを解体する時はリンゴを剥くように渦巻状に切り取る「リンゴ皮むき工法」が主流。
※「ベステラ」が開発したガスタンク解体マシンは「りんご☆スター」と名付けられている。

16.リンゴを買う時に付いている網は食器洗いに使える。油汚れに強い。

17.「バナップル」はリンゴの風味がするバナナ。
※香りもリンゴの匂いがするらしい。

18.「マニキュアフィンガー」というブドウはリンゴ味。

19.食べるサプリと呼ばれることもある「グラパラリーフ」は見た目は葉っぱだが、食べると青リンゴに似た味がする。

20.タニシはリンゴガイ科の貝。

21.NHK『所さん!大変ですよ』によると、日本でリンゴ=赤というイメージを決定的にしたのが「リンゴの唄」。アメリカでは緑のイメージ。

22.香港では縁起のいい黄色いリンゴがよく売れる。

23.2022年現在、赤いリンゴを生産する農家が減っている。色の管理をする必要が少ない黄色いリンゴの生産量が増えている。
※リンゴを赤くする作業は手作業で行う。サボるとまだらになってしまい値段が落ちる。

24.リンゴに遮光シールを貼って育てると、絵入りのリンゴが作れる。

25.皮だけでなく実の部分まで赤いリンゴがある。
※特に「なかの真紅」は水で15分間煮ると、全て真っ赤に染まる。

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