雑学ことてん #0031.3:コウモリ【1】
「コウモリ」に関する雑学、1〜25。
間違いが無いように気をつけてはいますが、
間違いを発見した場合、優しい言葉遣いでコメントして頂けると嬉しいです。
1.コウモリの名前の由来は蚊をよく食べるから「蚊屠り(かほふり)」
※別説は川の食物を守るから「川守り(かわもり)」
2.コウモリは蚊を好んで食べるため「蚊食鳥(かくいどり)」という別名もある。
3.かつては100年生きたネズミがコウモリになるという伝説があった。
4.コウモリの別名は天鼠(てんそ)、飛鼠(ひそ)。
5.コウモリと遺伝子的に近い動物はウマ。
6.コウモリの中には馬のような顔の「ウマヅラコウモリ」という種類がいる。
7.ことわざでは「コウモリも鳥のうち」というものがあるが、コウモリは鳥ではない。
※「取るに足りない存在でも、仲間には違いない」という意味。
8.ただし、古代ローマや江戸時代の日本ではコウモリは鳥だとされていた。
9.哺乳類のうち、およそ3分の1はコウモリ。
※哺乳類はおよそ4000種類でコウモリは1300種ほど。
10.日本のみで見ても、日本にいる哺乳類約100種類のうち35種類はコウモリ。
※移入種を除く。
11.コウモリは唯一空を飛べる哺乳類。モモンガやムササビは「滑空」。
12.コウモリの羽のたたみ方はパラシュートに応用されている。
13.コウモリは体重を軽くすることで空を飛べるようになったが、代わりに足が軽すぎるため地面を歩けなくなった。
14.コウモリはおしっこの時は手で天井にぶら下がり、お尻を下に向けてする。
15.コウモリといえば超音波のイメージがあるが、超音波を出せるのは虫や小動物を食べるコウモリのみ。果実を食べるコウモリは出せない。
16.レーダーはコウモリの生態を研究した結果生まれたもの。
17.コウモリは1日20時間寝る。
18.一般的な哺乳類は体の大きいものほど長生きだが、コウモリは体の割に長生き。体重数十g程度のキクガシラコウモリが20年以上生きた例も有る。
19.コウモリは睾丸が大きく、コウモリがもし70キロの人間サイズだったら睾丸は6キロ。
20.コウモリは洞窟の中に生息しているが、生息しているのは入口から300m以内にいる事がほとんど。洞窟の奥深くにはいない。
※ネットの書き込みのみなので、出典が弱い。でも本当かどうか気になるのでメモ。
21.小型のコウモリは虫を食べるので益獣、大型のコウモリは果樹などを食べるので害獣とされることが多い。
※日本に生息するコウモリはすべて小型で食虫性のもの。
22.ポルトガル・コインブラ大学のジョアニナ図書館では、虫を退治するためにコウモリが大切にされている。
23.フランス・ボルドーではブドウの木に生息する害虫を効率的に退治するため、コウモリの研究も行われている。
24.グアムの伝統料理はコウモリ料理だが、乱獲によりグアムオオコウモリが絶滅してしまったため、現在は他の島から別のコウモリを輸入している。
25.パラオでもコウモリ料理が食べられる。お祝いの時にはコウモリスープが食される。
※コウモリは海が荒れて漁ができない時の貴重なタンパク源。
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