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写真の色かぶりって何ですか?

撮りたいものに
撮りたいものの周りの色がかかってしまっている現象
っていう言い方が分かりやすいんでしょうか。
文字だけだと難しいからまずこの写真をどうぞ。

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柴犬が緑色…

これを色かぶりと言います。柴犬の芝かぶり(もう意味不明)。茶色の犬が緑色です。ピントが合っていても気持ちが悪いんですよね。
なので、Adobe Lightroom先生で自分の目で見た色に補正してあげる必要があります。
毎度お馴染みですが、カメラの記録方法はJPGではなくRAWで撮影してください。そうしないと直せません。

今回は簡単にiPadで直してみました。モニターの性能やコンディションで直しても違う画面で見たりプリントアウトしたりすることで「あれ?なんか違う」というケースに遭遇することもあります。
いわゆるモニターによって若干の色の違いが発生する場合がありますってネットショップの注意事項として記載されているあの感じです。

デジタル現像作業方法は人それぞれです。
私の場合には作業前の写真をじーっとみて感覚で直すところを操作していく感じです。写真をトリミング(余白をカット)して露光量(明るさ)やコントラスト(色のはっきり加減)とハイライト(全体の眩しさみたいな感じで例えています)を調整します。

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その後に色の調整をします。緑が強いので、弱めるという作業。
あまり画面を見続けたままデジタル現像作業は個人的にお勧めしません。
自分の目で見た色がどんなのだったか分からなくなることがあります。
「なんかおかしい?」と思ったら席を立って、お茶飲んでリセットして画面に戻っていいです。色って大切ですし、自分の写真での表現のひとつだとおもいます。

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で、現像終了するとこんな感じ。
最初の写真の緑の感じがなくなりましたよね。

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1番最初の緑色の柴と上のこの柴、どっちの写真を人に見せたいか?という時にできることは身につけておくことは必要です。この作業をめんどくさがったり、機械の弱さを盾に不勉強を隠すと「あの人の写真って…」と思われることだってあり得ます。

写真は撮るだけではなくて、デジタル上で現像する作業というのも身につけておくともっと楽しいものになると私はおもうんです。
なのでLightroomに触れる時間はたくさん作っているつもりですし、思うような色合いで仕上がると嬉しくなったりガッツポーズが出ることだってあります。
写真ってこういうのを重ねることで必ず上達して自分の強みになるものだと考えていますし、【撮影】と【デジタル現像】をセットで知識を深める人が増えていってくれたらいいなとも。

Adobeは高いからとよく聞きますが、Adobe以外のものをちょこちょこ色々買って自分の思うようになっていないのは安物買いの銭失い遠回りコースだと私はお話しています。クリエイティブツールとしては日本トップですAdobeは。
別にステマじゃないです、自分で長年使って学んで教えてもらって積み重なった今までの総意がこれです。

色かぶりって様々な場面で遭遇します。
ピントが合っているなら、Lightroomが強い味方になってくれます。
大丈夫です、皆さんにもできますから。


おしまい。


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