口走るタブー
充電器を挿す 余力 か
目減りしているのは
うまく 言えない
雪解けと気まぐれな雪
夜になるのが怖いだけ
友は 誰 何 か
欠伸が齎すのは
あやふやな 生命の維持
凍結した窓ガラスと乾いた路面
待ち遠しいのは2日後の些事 親指の関係
誰だってそうなの 良しとせざるを得ない
充電器に挿した
延命という義務のようなもの
経口投与した
安定という口約束のようなもの
淡い そんな経過
dlがどうとか未来の不要物
風にも意味を与えてくれないか
暗い そんな認識
躁と言ってしまえば過去の奇行
記憶にも名前を与えてくれないか
誰にも成り得ない 本懐だったはず
皿 皿 皿 ならば
あなたと繋がる
血 血 血 ならば
あなたと重なる
彼方 誤飲と韻の相関性
45%の無機物への羨望 猫が笑っている
友の見ている夢 老夫が遠くへ行く
* * *
オチは堕ちという安易なもの
フリは不眠という曖昧なもの
・・・
4と○が余っている 倦怠
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