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気になった株関連のニュースまとめ6/12

「ペロブスカイト太陽電池」のガラス基板、日本板硝子・日本電気硝子が生かす実績と技術

ペロブスカイト太陽電池の基板にガラスを用いる場合、透明電極の材料として「フッ素ドープ酸化スズ(FTO)」を成膜する。FTOは高温による成膜が必要だが、フィルム基板で使われる「酸化インジウムスズ(ITO)」に比べて他の物質と反応しにくい(化学的安定性が高い)といった特性があるためだ。


メモ

ペロブスカイト太陽電池のガラス分野に日本板硝子・日本電気硝子が強いというのは知らなかったのでメモ。


TDK・村田製作所は二桁増…電子部品大手の開発費、過去10年で最高になる理由

電子部品大手7社の2024年度研究開発投資の合計額が過去10年で最高となることが分かった。投資額は14年度比約2・2倍の7000億円を超える見通し。CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)や次世代車「ソフトウエア定義車両(SDV)」など新たな潮流の広がりを踏まえ、大電流対応など車載領域の技術革新を加速。次世代の部品・製品を開発して将来の競争力の源泉を創出し、持続的な成長を目指す。

メモ

国内企業どこも似たような感じで研究開発費を増やしている印象。未来の利益になる投資なのでこの流れは明るいと思ってる。このような企業は積極的に狙いたい。


【米CPI】利下げ開始「9月の可能性高い」-市場関係者の見方

米経済の基調的なインフレ指標は2カ月連続で低下し、利下げのタイミングを見極めたい連邦公開市場委員会(FOMC)にとって朗報となった。5月の消費者物価指数(CPI)統計は4月のコア指数低下と合わせ、インフレの下降局面が再開された可能性を示した。

メモ

中小型グロース投資家にとって朗報中の朗報。もうすでに死にかけてるので早く利下げをしてください…


EU、中国製EVに追加関税 来月から最大38.1%

欧州連合(EU)欧州委員会は12日、中国製の電気自動車(EV)を巡る政府補助金調査について、EUメーカーに「経済的損失を及ぼす恐れ」があるとする暫定結果を発表した。対策として、最大38.1%の追加関税を課す方針を示した。現行税率の10%に上乗せされると最大で48.1%になる。

メモ

流石に都合良すぎでしょう

石油は2030年までに「大幅な」供給過剰へ、需要頭打ち-IEA

世界の石油市場はこの10年に「大幅な」余剰に直面するだろうと、国際エネルギー機関(IEA)が予測した。供給が伸びる一方で化石燃料離れが進み、需要は頭打ちするとみる。

  IEAは12日発表した年次の中期見通しで、世界の石油需要は2029年に日量1億560万バレルで「横ばい」になると予想。この水準は昨年を約4%上回るに過ぎない。電気自動車(EV)の販売増加や燃料効率の改善などを理由に挙げた。

メモ

21世紀は産油国の資源戦略に振り回される時代からの脱却がテーマと言ってもいい気がしてる。
今思えば2010年ごろからの原油価格は不安定の極みだった。リーマンショックでの価格乱高下に始まりアラブの春の急騰劇、2015年ごろからのシェールオイル潰しにコロナショックのマイナス価格とウクライナ戦争での暴騰、こんな不安定な資源に依存するのはあまりにもヤバい!という感じで脱炭素シフトが資源に乏しい国々で一気に広がってきたという認識。

以前は石油需要が減ると価格が下がるので再度需要が増えるという循環が成り立っていたが脱炭素という永続的な需要不足によってこれが壊され始めてる印象。

石油需要の縮小が続けば新しい油田の開発や既存の油田の維持が難しくなり、供給がさらに減少、価格が上がりさらに需要が減るジレンマで急速に衰えて行った産業や製品をいくつも見てきた。化石燃料自体がこのループに突入する可能性もなくはない。

脱炭素否定派も多いけど時代の流れは確実に脱炭素の方向に向かっていると見てる。

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