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【筑波での4年間を振り返って】#5 朝野 暉英

こんにちは。朝野 暉英(あさの あきひで)と申します。

今回、卒業ブログという形で4年間を簡単に振り返っていきたいと思います。

筑波大学4年間を振り返って一番感じたことは、
今後生きていく上で必要な能力を感じることができた」ということです。

私は小学1年生からハンドボールの聖地である氷見でハンドボールを続けてきました。
中学、高校では日本一を経験しましたが、順風満帆な競技人生ではありませんでした。
小学生の時は、ほぼ毎日近くの体育館でお父さんと兄(翔一朗)と共に夜遅くまで練習をし、中学生は強豪の氷見北部中学校に入学しました。物心がつく前からハンドボールが日常であることから、当たり前のように生活していました。そのまま高校に入り、1学年上の代で試合に出させてもらい、全国三冠を達成しました。自分達の代になり、初めての県大会で負けてしまいました。自分はキャプテンをしていたこともあり、情けなさと今後のプレッシャーを感じるようになり、オーバートレーニング症候群という病気になってしまいました。

最初はランニングやご飯も食べることができず、日常にも影響が出ていました。そのまま筑波大学に入学し、ハンドボールを続けていけるのか不安でした。そんな時に、監督である藤本先生が心優しく一緒に入部テストを受けてくださったり、トレーナーの方々が相談に乗ってくださったり、同期や先輩方が食事や遊びに誘ってくださるなど、心が一気に楽になりました。その充実した日々が重なり気づかないうちに症状がなくなっていました。

初めのタイトルで「今後生きていく上で必要な能力を感じることができた」と言いましたが、今話したことこそがこれらのことです。困っている人に寄り添う、相談に乗る、競技より大切である日常(家族、友人、学業、私生活など)を大切にすることです。この単純なことこそが人を助け、自らも幸せにすることを感じました。
筑波大学に入り、尊敬する先生、先輩、後輩、関係者の方々と出会い、今後生きていく上で必要な能力を感じることができました。ほんとに筑波大学に入学できて幸せであったと心から思います。ありがとうございました。

朝野 暉英

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