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高鳴りの坩堝

半年ぶりの日本。前回は冬。今回は梅雨。
比較的狭い間隔での帰国なので、感慨にふけることはない。
幸運なことに今回は隔離のない入国で、精神的にもかなり救われている。
とは言え、直ぐに知り合いに会うとか、仕事に取り掛かることはしない。
最低でも三日は様子をみるつもりでいる。
その間は、時差ぼけを解消するために、長い時間、銀座や日本橋界隈を歩くことにしている。
紳士服店を前を通り過ぎた時、目に飛び込んできた香水に足止めを喰らい、入店、物色、更に物色、で都合三本も香水を買ってしまい、やはり気持ちは高揚の坩堝と化していることに気づいた。気を付けよう。



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