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幽霊給付金 いずこ~

7月2日になって何があったかといったら、これといったニュースもない、という感じだったが、あれれっ、ところで給付金は皆さま各家庭に届いたのだろうかという、一抹の不安が思い浮かんだ。と云っても私一人が、ここで政府に呼び掛けて「はやくしろ」なんてことは云えないし、そんな権限も力もない。

それでいま話題はこれだ。

2020年6月18日 16時22分 NHKニュース
河井案里参議院議員の陣営による選挙違反事件で、東京地検特捜部は夫の河井克行前法務大臣と案里議員を公職選挙法違反の買収の疑いで逮捕しました。陣営の関係者によりますと、河井克行前法務大臣は、参議院選挙の運動方針などについてLINEを通じて陣営関係者と頻繁に連絡をとり、「あらいぐま」というハンドルネームで細かく指示していたということです。このうち、告示前の去年6月17日のLINEの画像では、陣営幹部のグループに対し、「党本部街宣車などの大まかな走行経路、距離、反応・気付きにつき、毎日報告書を提出させて下さい。福山事務所、呉事務所分も毎日。過去に遡り提出を」というメッセージを送り、県内の各事務所に対し、支持の呼びかけに対する有権者の反応などを毎日報告するよう求めていました。

そのちょっと前に給付金問題で電通幽霊会社が間に入ってどうのこうのがあったが、どうのこうの、という曖昧模糊のまま、その「河井案里参議院議員陣営による選挙違反事件」が発覚した。発覚というより、どうのこうの、をどうでもいいように細工するのに発覚を装ったと思われた。メディア用語のスピン報道だ。

10万円対象の30%に給付 都市部で遅い傾向、初の人数公表
2020年6月9日 11時08分 (共同通信)
総務省は9日、国民1人に10万円を配る特別定額給付金について、5日までに対象者の30・2%に当たる約3850万人に給付したと発表した。人数の公表は初めて。人口が多い都市部で給付が遅い傾向にあるという。
 給付金は、市区町村が世帯主の金融機関口座に家族分をまとめて振り込むのが原則。世帯単位では、5日までに全体の28・0%に当たる1636万世帯に配り終えた。3日時点では21・4%だった。給付は、全市区町村のうち、北海道猿払村を除く1740市区町村が始めている。https://www.tokyo-np.co.jp/article/34360


このニュースは6月9日付だから、いま7月になって、配布率は上がっていると思われるが全世帯完了というまでには至らない。

こうした場合、だれが何をすべきなのかアンサーがない。提起したのは文春オンラインだが、文春は電通幽霊会社ダミーを暴いただけで、そのことが全国民に10万円給付金が届く、ことにはならない。

だとすると、そのいまだに給付金を手にしてない国民は、その電通ダミー会社経由で受け取る、というスタイルになることが予想されるが、その「電通ダミー会社」がいかがわしい闇世界の会社であった場合、今度は、そのことで、どうのこうの、すったもんだ、がはじまって、とどのつまり給付金10万円(その他持続給金等)はすべて打ち切り、という事態になりかねない。

国民のみなさま、それでいいのでしょうか。





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