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猛毒ヒ素は、古代より採掘していた必須鉱物

森林が変色 大量の蒸気噴出問題 最大2700倍の高濃度ヒ素を検出

北海道蘭越町STVニュース北海道
掘削を行っている三井石油開発の原田英典社長

STVニュース北海道 2023/7/17(月) 22:54

北海道蘭越町で、地熱発電の掘削現場から大量の蒸気が噴出している問題で、現場内の水からは、これまでの最大値となる飲料水基準値の2700倍の高濃度のヒ素が検出されたことが分かりました。

掘削調査をしていた三井石油開発によると、蘭越町の掘削現場内の水からはきのう、これまでの最大値となる1リットルあたり27ミリグラム、飲料水基準値の2700倍の高濃度のヒ素が検出されたことが分かりました。
また、現場付近では南北およそ500メートル・東西およそ150メートルの範囲で、森林が茶色や白色に変色していることを明らかにしました。
会社側は「変色の原因などは分かっていない」として専門家と対応を協議するとしています。
この問題では、これまでに15人が体調不良を訴えていて、会社側はあす国や道など関係機関との連絡会議を開く予定です。
画像Yahoo!ニュース

高千穂地区 旧土呂久鉱山

旧土呂久鉱山 鉱害防止工事の完了を地元住民へ報告

2020年12月23日 18時36分 PR TIMES

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)は、宮崎県西臼杵郡高千穂町が2020年11月27日に開催した旧土呂久鉱山鉱害防止対策に関する住民説明会及び現地見学会に参加し、1971年から同町が実施してきた同鉱山の鉱害防止対策において、JOGMECが行った技術支援について説明を行うとともに、鉱害防止工事の完了及び水質改善目標の達成を地元住民へ報告しました。
現地見学会(大切坑坑道内)

 高千穂町は、2020年11月27日、土呂久地区の住民の方々に対し、2019年度の旧土呂久鉱山(注1)大切坑坑道整備工事の完了や水質改善状況に関する住民説明会を実施し、これに併せて、大切坑坑道の現地見学会を開催しました。なお本説明会は、2020年3月に行われる予定でしたが、新型コロナウィルスの感染拡大状況に鑑み延期となったことにより、今般開催されたものです。土呂久地区からは、住民の方々18名の参加がありました。
 高千穂町からは土呂久鉱山の公害発生(注2)等の経緯及び同町が実施した鉱害防止対策工事(注3)などについて、JOGMECからはこれまでJOGMECが実施してきた鉱害防止工事に関する調査や技術支援、鉱山周辺における水質改善状況や水質改善目標(注4)の達成などについて説明を行いました。 
 続いて現地見学会では、参加者は大切坑坑道の整備工事が行われた坑口から右奥坑道手前までの535メートル間を実際に歩き、説明を聞きながら見学しました。
 JOGMECはこれからも高千穂町の要請に基づき、鉱害防止工事の効果を検証するための坑内外における水質モニタリングなどを通じ、旧土呂久鉱山の鉱害防止対策を支援してまいります。
■ 当日の様子 住民説明会(土呂久公民館)現地見学会(右奥坑道手前, 整備終点)
(注1)旧土呂久鉱山は、江戸時代から銀や錫を採掘が始まり、大正時代以降は主にヒ素鉱石(殺虫剤や農薬原料となる亜ヒ酸の製造に使用)の採掘が盛んとなり1960年代まで生産を継続した後、1962年に閉山。
(注2)ヒ素鉱石の亜ヒ酸精錬が鉱山周辺で行われ、その際に発生する煤煙により土呂久地区住民に深刻な健康被害が発生。1962年の鉱山閉山に伴い煤煙発生は収束したものの、その後の地元小学校教諭や宮崎県の現地調査により健康被害が顕在化し、1973年2月環境庁(当時)によって公害病(慢性ヒ素中毒症)として認定を受ける。
(注3)煤煙による公害とは別に、閉山後、旧坑坑廃水や捨石・精錬廃滓堆積場の浸透水中に農業用水基準(ヒ素濃度0.05mg/L以下)を超過するヒ素が検出されたことを受け、1971年から高千穂町は国の補助金事業として水質改善を図る鉱害防止工事に着手。金属鉱業事業団(JOGMECの前身)は同町に対し坑内外の発生源対策の計画策定に際し、調査指導や調査設計及び工事支援を通じて技術面で支援。

(注4)鉱山下流に位置する土呂久川農業用水取水箇所においてヒ素濃度0.05mg/L以下(農業用水基準)とすることを水質改善の目標とし、捨石・廃滓堆積場の整形、山腹水路及びかん止堤設置、大切坑坑道整備(コンクリート巻立補強と路盤水路工)などの発生源対策工事が実施され、2019年度の大切坑坑道整備工事にて計画された発生源対策工事が概ね完了した結果、当所の水質改善目標を達成。


ウイキペディア





















北海道蘭越町で、地熱発電の掘削現場から大量の蒸気が噴出している問題で、現場内の水からは、これまでの最大値となる飲料水基準値の2700倍の高濃度のヒ素が検出されたことが分かりました。


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日本の土壌は元々ヒ素と鉛の含有量が多い。特に太古の昔に海だった場所はヒ素がよく出る。そういう時はフッ素の含有量分析も同時に行う。元が海の土壌はフッ素の含有量も多いので。

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