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世界発信「SHOGUN 将軍」

SHOGUN 将軍

「ジェームズ・クラベル」の小説を基に脚色した本作は、1600年の天下分け目の戦い前夜の日本が舞台である。
敵対勢力による命の危機が迫る中、吉井虎永は命を懸けて戦っている。そんななか領地の漁村にヨーロッパ船が漂着しているのが発見される。その船のイギリス人航海士ジョン・ブラックソーン(後の按針)は、虎永劣勢の局面を打開し、自身の敵であるイエズス会の神父とポルトガル商人の支配を壊滅させることができる秘密を持っていた。虎永と按針の運命の鍵を握るのは、二人の通訳を務める戸田鞠子だった。
鞠子はキリシタンの謎多き高貴な女性で、謀反人の一族の唯一の生き残りである。この緊迫した情勢の中、虎永に仕える一方で、鞠子は按針との新たな交わり、自分を救ってくれた信仰、そして亡き父への務め、と折り合いを付けることを迫られる。

https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/shogun/77sCbAqhMU5H


真田広之演じる虎永が本領発揮!「SHOGUN 将軍」 第3話は手に汗握る脱出劇に大興奮 【ネタバレレビュー】
2024/3/5(火) 19:30配信

■これぞ“ハリウッド製の時代劇”
これ、本当にメイド・イン・ハリウッド?そう問いかけたくなるドラマシリーズが「SHOGUN 将軍」だ。時代は1600年代。舞台は群雄割拠状態の「日の本」こと日本。ここで日本と西洋、2つの価値観の出会いが描かれる。
それがもっともわかりやすい形で表れているのが言語なのだが、本作に登場する日本人はちゃんとした日本語を喋る。海外の作品で日本人の役を他国のアジア人が演じ、ヘンな日本語になることがままあるが、そういうことは微塵もない。
イギリス船の乗組員の一人、ジョン・ブラックソーン(のちに按針という名で呼ばれる)は通訳(通詞)のカトリック教徒、鞠子(アンナ・サワイ)を通して徐々に日本語を覚えていくというように、言語に対するこだわりには驚かされる。それは役者たちの立ち居振る舞い、美術やコスチュームでも徹底していて、メイド・イン・ジャパンの作品よりしっかり時代劇をしていると言ってもいいほどだ。
聞くところによると、そういうことが可能になったのは主人公の虎永を演じる真田広之がプロデューサーを務めているからのようだ。日本の時代劇にもハリウッドにも通じている彼が、これまでハリウッドで流通していた日本のサムライ像、映画界の価値観を正すべく奮闘したからだと言われているが、それも納得の仕上がりになっている。

それが可能となったのはおそらく、数年前からハリウッドで吹き荒れている新しい風、ダイバーシティのおかげだろう。これまで白人中心に動いていたハリウッドで、あらゆる人種、国籍、ジェンダー、それぞれの価値観に寄り添って行くべきだというムーブメントが起こり、こんなリアルな“ハリウッド製の時代劇”が生まれたのだ。

■稀代の策士・吉井虎永に翻弄される!
というわけで待望の第3話である。
前回、自分の寝床を按針(コズモ・ジャーヴィス)に譲り、自らは彼の部屋で寝ることにした虎永(真田)は布団を偽装して刺客の攻撃を見事に避けるのだが、ここで明らかになるのは虎永の知恵者っぷり。側近たちは、虎永を狙った石堂(平岳大)の仕業だと言うが、彼だけはポルトガル人の手先となったキリシタン大名たちにイギリス人の按針が狙われると予測し、寝床を変更していたのだ。
このシリーズのおもしろさの一つには、この虎永の知恵者っぷりと策士っぷりがある。彼には、どういう状況になったとしても、その先の先の先の先くらいまでを見つめる能力が備わっている。
人間に対しても、敵と味方と二分化するのではなく、その人物の敵の部分と味方の部分を分析する冷静さをもっている。未熟者の息子・長門(倉悠貴)を「敵も味方も駆け引き次第。この世で頼めるのは己のみ」とたしなめるこの言葉どおりに彼は乱世を生き抜いていると言っていい。だから、石堂につくか、あるいはこのまま虎永のもとに留まるのか、策を巡らす樫木藪重(浅野忠信)に対してもすべてを見抜いているような表情を見せ、彼を翻弄する。役者が何枚も上手なのである。

簡単に言ってしまえばこの虎永、決して人を信用しない猜疑心だらけの武将なのだが、当人はその理由をこう言っている。「(幼少期に)人質になったことで学んだ真実は、周囲は敵だらけで友はいない」。さらに「本心を見せれば死に通じる」とも。

そうやってサバイバルしてきた彼に着目すると、物語はひと筋縄ではいかなくなる。彼の発する言葉の裏にはどういう意図が潜んでいるのか?彼が下す命令の真意はなんなのか?そして、彼のこの表情はなにを意味しているのか?観ているほうもそれを考えながら鑑賞するわけだから、何気ないシーンで目が離せなくなり、さりげない会話でも耳をそばだててしまう!

■山林での地上戦に海戦も!手に汗握る大坂からの脱出劇
今回のエピソードでその片鱗が伺えるのは“虎永の大坂脱出作戦”だろう。この地を離れることを禁じられていた彼が奥方たちの出立にまぎれて籠に潜むのだが、その作戦をほんの一部の人間に知らせるのみでやり遂げようとする。途中、邪魔が入るものの、彼の作戦に気づいた按針の気転のおかげでどうにかクリア。その道行に同行した藪重には「(作戦を)教えてほしかった」と言われるが、賢い虎永は「敵を欺くにはまず味方から」ということを知っていたというわけだ。

この脱出作戦には、そんなサスペンスから始まり目的地の網代が近づくにしたがって林のなかで展開する地上戦、さらに2隻の商船と無数のボートを使った海戦まで用意されている。こういうアクションはさすがハリウッド。当時の武器は刀や弓がメインとなり接近戦も多いのだが、血のりや血しぶきの表現も日本製作品よりリアル。そして、2隻の商船が先を競って並走するシーンは迫力たっぷりだ。
虎永が助かるのは、ここでも按針の尽力によるもの。船の舵手である彼がその技術を活かして船を操り敵の包囲を打ち破ったからだ。石堂やキリシタン大名の追撃をかわした虎永は彼を自分の仲間として取り込んで行く。じっくりと彼の言動を観察し、自分に役立ってくれる存在なのかを見極めてからの決断だが、同じことが按針にも言える。誰を信じていいのか、はたまた誰が敵で、誰が味方なのかもわからないなかで、彼が白羽の矢を立てたのも虎永だったということだ。話す言語も価値観もまるで異なる2人の関係性がどう育って行くのか、このエピソードで本当のスタート地点に立ったことになる。

最後にもう一つ、本シリーズで驚くのは当時の日本人、とりわけサムライや彼らを取り巻く人々の価値観や人生観、死生観を丁寧にすくいとっているところだろう。
すぐに「死」を口にする彼らとは対照的に按針は「こんなところで死んでたまるか!」と「生」に執着しまくる。実のところ、虎永と按針を結び付けているのはこの人生観なのではないかと思う。策を練り、あらゆる知識を動員させて敵を交わしている虎永も「生」に執着していると言えるからだ。虎永は当時の武将のなかでは、そういう意味で異色の存在だったのかもしれない。本シリーズが、これまでのサムライ映画や時代劇とはひと味もふた味も違うのは、アクションや時代考証の丁寧さのみで言っているのではない。こういう価値観の描き方にこそあるのだ。
文/渡辺麻紀
MOVIE WALKER PRESS


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原作、シナリオ、キャスト選定でそれは完結していた

プロの目、ではなく一般視聴者が見ると、どうなのか、という意見をしてみたいと思います。ですからネタバレとは別の視点で語ります。

まずは、どうしたって「ラストサムライ」と比べられます。それは作り手ディズニーだって意識したでしょう。それほど「ラストサムライ」は秀逸な出来ですよね。もしそれ以下だったら駄作の烙印は免れない。
その結果の巨額投資でした。広告費だけで1本映画が作れるコストだ、と記事にありましたが、それだけライバル意識がみなぎっていたのでした。
そんなことを彷彿とした、外地「江戸時代セット」は、日本映画時代劇とは異なるディテールで再現されていて圧巻でしたね。(遠景天守閣ジオラマが貧弱だった)。
欲を云えば、戦闘シーンの煙幕が過剰だったのが残念でしたね。それは、「ラストサムライ」の甲冑行進が霞の間から浮かび上がる演出が、素晴らしかったので、それを意識したのでしょうが、武将が叫ぶモーションと、足軽兵の殺傷シーンの対比と思われましたが、むしろ、逆で武将(腹黒さ)を
語るには、面頬から覗く視線、だけで撮った方が効果があったように思います。と云っても私の素人観察意見です。

この将軍、何がよかったといったら原作がよく出来ていて、それを忠実に再現した(真田プロデューサ―)ことではないでしょうか。ですから、洋画ではあり得ない字幕スーパー英語、というのを初めて見ました。

原作作家「クラベル」紹介

イギリス人作家「ジェームズ・クラベル」(James Clavell、1924年10月10日 - 1994年9月7日)は、イギリス(後にアメリカ合衆国に帰化)の小説家、脚本家、映画監督である。出生時の名前はチャールズ・エドマンド・デュマレスク・クラベル (Charles Edmund Dumaresq Clavell) 。第二次世界大戦では王立砲兵隊に加わり、1940年にマレー半島に従軍し、日本軍の戦争捕虜となった。クラベルは、戦国時代の日本を舞台にした『将軍』 (Shōgun) (1975年)を筆頭とする小説『アジアン・サーガ』シリーズおよびそれらのドラマ化作品と、映画『大脱走』や『いつも心に太陽を』の脚本などで知られている。
将軍 Shōgun (1975年) - 1600年の封建制下の日本が舞台を描いた。
ウイキペディア

オーディションで按針役をゲット按針役 コズモ・ジャーヴィス
“按針/ジョン・ブラックソーン”役

そのキャストですが、サブキャストとしての「按針」を演じた「コズモ・ジャーヴィス」がインタビューで語ったホンネです。

■オーディションで按針役をゲット 「日本のことをほとんど知りませんでした」

この撮影をするまでは日本のことをほとんど知りませんでした。なので、日本の印象はこの作品で一緒になった日本の人たちから知ったものだったりするので、ものすごく細かいところまでこだわって、歴史的に重要な時代を正確に伝えたい、そんな熱い思いを持っているというのが日本人の方たちの印象になっています。

――「SHOGUN 将軍」に出演することになった経緯を教えてください。
オーディションに参加して、この役をもらいました。オーディションが何段階かあって、最初は台本の中の一部をもらい、それを自分で録画してキャスティングの人たちに送って審査してもらうというスタイルでした。
そういうのが何回かあった後、エピソード1の台本が送られてきて、その中のシーンを使ってのオーディションが行われました。その時にエピソード1を読んで、すごく面白い作品だと思ったんです。

――オーディションを経て、演じることになった“按針/ブラックソーン”はジャーヴィスさんから見てどういう人物ですか?

ネタバレせずに話すのは難しいのですが(笑)、彼が日本でしようとしていることの動機の後ろにあるものは誠実ではあるんです。本当の自分を見せるまでに時間が掛かっていくというところがいいなと思いました。具体的にまだ話せないので分かりづらいかもしれませんが、物語が進んでいくにつれて変わっていく部分が多く見られると思いますので、終盤の方でどんなふうになっていくのか楽しみにしてもらえたらと思います。部分引用

と語るように、日本をまったく知らんアメリカ人俳優は、選定項目に、そう書いてあったのでしょう。ナマ知識日本大好き、はどの場合でも邪魔になるからです。大谷選手がインタビューで英語しないのと同じ理由です。?

ここまで書くと、ストーリーの半分は読めたでしょうが、やっぱり自宅のホームシアターで全編ノンストップで観るのが価値があります。

あと一点、介錯シーンがありましたが、ダイレクトには見せなかった。切腹は今では世界的に知れた日本独自の自刃行為で、それを死亡確定するのに「介錯」で生首を切り落とししますが、かの「三島由紀夫」それをやって、世界にピールしました。
また国内映画の「十三人の刺客」では、イミテーション生首が飛ぶダイレクト映像がありました。黒澤映画も、殺傷シーンの演出は絶品で、観客は、それを楽しみに期待していたこともあります。

昨今、国際的なテロ犯罪また商業映像の残酷シーンが非難されるので、この将軍では、伏せられていたのが残念だったと思いました。

このところ、経済界でも、EV車日本的戦略が功を奏して?、国内向け動画で、喜々喜々、してますが、アメリカ選挙で「もしトラ 本トラ」に寝がえったら日本の関ヶ原同様、天と地がひっくり返るので、調子に乗ると梯子が炎上してしまうのでご用心です。

最後に一言、辺りの地盤が沈下して、自分の足元だけが隆起したとき、「お山の大将は」は、なにを思って叫ぶのか。

おーい誰か助けてくれ、か、おれに任せろ、か。

いままで任せられたことがなかったで、そのスピーカーを今から組み立てる準備をしているところです。これを泥縄式と、江戸時代から云っていたよです。

FX Networks



「SHOGUN 将軍」全世界で大ヒット。日本が舞台のドラマが記録を確立したことの意味
猿渡由紀L.A.在住映画ジャーナリスト 2024/3/7(木) 6:35 Yahoo!ニュース

 サムライが、世界を制覇した。「SHOGUN 将軍」が、世界中の視聴者の心を見事につかんでみせたのだ。

 先月27日に第1話と第2話を配信したこのミニシリーズは、最初の6日間に全世界で900万の視聴数を獲得(『SHOGUN 将軍』を配信するディズニーは、全体の視聴時間をドラマの尺で割ったもので視聴数を測る)。
 これは、ディズニー・ジェネラル・エンタテインメントにとって、最高記録のデビュー。これまで記録を持っていたのは、「The Kardashians」第1シーズン。

 北米だけを見ても、Huluが配信するFX作品のデビューとして過去最高記録を達成。これまで最高記録を保持していたのは、アメリカで大人気を誇り、あらゆる賞を獲りまくってもいる「一流シェフのファミリーレストラン」第2シーズンだった。
 
 ディズニー傘下のFXプロダクションズが製作した10話構成による「SHOGUN 将軍」は、アメリカではやはりディズニー傘下であるHuluで配信されるほか、ケーブルチャンネルFXで放映。中南米ではDisney+とStar+、その他の国ではDisney+が配信する。

シリーズの後半重要になってくる落葉の方役を、二階堂ふみが演じる

 出演者のほとんどが日本人、しかも時代物。せりふのおよそ7割が日本語で、日本語を知らない視聴者は字幕を読まなければならないこのドラマが全世界からこんなに温かく受け入れられたのは、まさに画期的なこと。そう遠くない昔、ハリウッドの作品にはアジア人がほとんど出てこないのが現実だったのだ。出てきたとしても脇役で、当然ながらそのキャラクターは英語を話す。

 もっとも、近年は韓国語の「イカゲーム」や、せりふはほとんど英語ながら(韓国語も少しだけ出てくるが)アジア系キャスト中心の「BEEF/ビーフ~逆上~」などが配信でヒットしており、アジア系が前面に出てくる作品が受け入れられる土壌ができていることは、ある程度証明されていた。それでも、「SHOGUN 将軍」は、かけられている予算の規模が違う。

 正確な製作予算は明かされていないが、FXの歴史で最高レベルとのこと。それは、1600年の日本をバンクーバーに再現したセットや衣装、視覚効果などにも容易に見て取れる。主演とプロデューサーを兼任する真田広之も、「新しいセットに入るたびにスケール感に圧倒され、役者冥利に尽きる」と、配信開始前の筆者とのインタビューで語っていた。

 虎永(真田広之)とイギリス人ブラックソーン(コズモ・ジャーヴィス)の通訳を務める鞠子役に抜擢されたのはニュージーランド生まれのアンナ・サワイ。

 30秒スポットで700万ドル(およそ10億円)もするスーパーボウルの試合中継でも予告編を流すなど、宣伝広告費も惜しんでいない。製作陣はそれだけこの作品に自信を持っていたということだろう。しかし、ヒットするかどうかは誰にもわからないもの。そのギャンブルは正しかったことが、今、証明されたのだ。

 実際、見た人の評価は非常に高い。配信開始前に100%だったRottentomatoes.comは、今もほぼ同じ99%。配信開始後に加わった一般人の評価も94%だ。
 一般人のコメントには、「まだ3話しか見られていないので気が早いかもしれないが、これは今年最高のドラマのひとつになるだろう」、「劇場用映画のレベルの大傑作」、「1話を見た時から好きだったが、話が進むに従ってますます良くなる」など、絶賛の声が寄せられている。

 そんな中で注目したいのは、「衣装をはじめ日本文化のディテールが徹底しているところがすばらしい」、「このドラマを見て日本の歴史をもっと知りたいと思うようになった」などといったコメントだ。真田が徹底してこだわった正しい日本の描写は、日本人以外の視聴者の心にも響いたということ。どうせ日本人にしかわからないと決めつけられがちなそれらのディテールは、この作品の大きな魅力のひとつなのである。

 虎永に仕える身でありながら、自分のためにさまざまな策を練る藪重を、浅野忠信が演じる
 もちろん、ドラマはまだ始まって2週目で、これからがさらに期待される。毎回多くのドラマチックなことが起きるものの、最後の3話はとりわけ劇的で、「次が待ちきれない」というファンの気持ちはますますたかぶると思われるのだ。口コミ効果もあってファンは増え続け、最終回ではさらにすごい数字を出すことになるかもしれない。

 配信開始前、真田は、「これをきっかけに、日本をテーマにした作品が作られやすくなって、もっと世界にアピールしていけるようになれば」との願いを語っていた。今、そこに1歩近づいた形だ。将来、歴史を振り返った時、「SHOGUN 将軍」は、ハリウッドの日本の取り上げ方にどんな影響を与えたことになるのだろうか。


写真/Courtesy of FX Networks

真田広之が主演とプロデューサーを務める「SHOGUN 将軍」は大ヒットデビュー 画像 


ザテレビジョン


画像 SHOGUN 将軍リメイク版:あらすじとキャストの全貌

猿渡由紀 L.A.在住映画ジャーナリスト
神戸市出身。上智大学文学部新聞学科卒。女性誌編集者(映画担当)を経て渡米。L.A.をベースに、ハリウッドスター、映画監督のインタビュー記事や、撮影現場レポート記事、ハリウッド事情のコラムを、「シュプール」「ハーパース・バザー日本版」「週刊文春」「キネマ旬報」他の雑誌や新聞、Yahoo、東洋経済オンライン、文春オンライン、ぴあ、シネマトゥデイなどのウェブサイトに寄稿。
米放送映画批評家協会(CCA)、米女性映画批評家サークル(WFCC)会員。映画と同じくらい、ヨガと猫を愛する。著書に「ウディ・アレン 追放」(文藝春秋社)。

■原作 イギリス人作家「ジェームズ・クラベル」(James Clavell、1924年10月10日 - 1994年9月7日)は、イギリス(後にアメリカ合衆国に帰化)の小説家、脚本家、映画監督である。
出生時の名前はチャールズ・エドマンド・デュマレスク・クラベル (Charles Edmund Dumaresq Clavell) 。第二次世界大戦では王立砲兵隊に加わり、1940年にマレー半島に従軍し、日本軍の戦争捕虜となった。クラベルは、戦国時代の日本を舞台にした『将軍』 (Shōgun) (1975年)を筆頭とする小説『アジアン・サーガ』シリーズおよびそれらのドラマ化作品と、映画『大脱走』や『いつも心に太陽を』の脚本などで知られている。


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