憑依される人物タイプ
ガラパゴスJAPANの未来想像図
2019年、締め括りとして、やはり「グレタ・トゥーンベリ」であったし、温暖化防止を訴えて一躍時の人となり米タイム誌の「今年の人」にも選ばれている。だが、依然とし風当たりは強いようだ。
一昨日の「メリークリスマス・・・」で次の記事を紹介した。
月収6桁の中学生ブロガー、「就職したくないから稼げるようになりたい」
ハーバー・ビジネス・2019/12/25 08:32
中学生ブロガー、月収25万近い収益化に成功 「好きなことで、生きていく」が徐々に浸透する時代に、最近SNSで注目されはじめた中学3年生がいる。ネットを通じて毎月10万円以上の収益を上げるキメラゴンさんだ。ブログ、ツイッター、note、YouTubeなどで発信し、あのネット有名人・イケダハヤトさんも太鼓判を押す。「学歴社会は終わり」「個人で稼ぐ力をつける」と時代を読む、彼の思考回路を探った。
中学生ブロガー、月収25万近い収益化に成功
「好きなことで、生きていく」が徐々に浸透する時代に、最近SNSで注目されはじめた中学3年生がいる。ネットを通じて毎月10万円以上の収益を上げるキメラゴンさんだ。ブログ、ツイッター、note、YouTubeなどで発信し、あのネット有名人・イケダハヤトさんも太鼓判を押す。「学歴社会は終わり」「個人で稼ぐ力をつける」と時代を読む、彼の思考回路を探った。
取材当日。中学生であるため、取材は学校の放課後もしくは休日になると想定していたが、キメラゴンさんは平日の14時を希望した。
――平日のお昼ですが、学校はもうお休みなんですか。
高校の進路が、登校日数が関係ないN高という通信制の学校に決まったので、9月から学校には週一回くらいしか行っていないです。だから平日でも取材に来れるんです。それまでは普通に通っていましたよ。学校に行っていると長時間拘束されるので、行きたいときに行っています。その分、仕事に時間を割いています。
なんでもかんでも渡来舶来というわけではないが、いまだに明治維新最中の日本であると揶揄する私なので、自虐論としてそうなる。
まあこの際だからいろいろ云わせて頂くことにしょう。幸いなことに物書きプロではないし、著名インフルエンサーでもなく、パトロンに媚びて顔色伺いする必要のない素人ブロガーという立場で、放言三昧だからこんなフリーな立場はない。
かつて昔だったら、そんな場またカテゴリーはなく、素人が言論発言するといったら、新聞社が時事問題を一般に募集して、多数の中から選別して、その一人を載せる程度だった。だからまったくないわけではなかったが、あまりにも狭義な選別であり、そこに選ばれたことが何か特別なことのように思われて、後にも先にも、発言の場は一切なかった。ということは、仮にそれがテーマ論であったら、社会時事の断片を語る「社会の声」としの採用であり、社会の「風聞」としての一断片当たり障りのない意見を新聞社は採用していた。それは極当然のことだった。
それから40年~、すべては逆転した。いま新聞社(メディア)が「風前のともしび」だといったとしても、その逆転を図った側の個人が何か画策でもしてクーデターを蜂起した、なんてことではまるでない。一言で云ってしまえば時代の流れであり、時世の移ろいである。だから、そちらもこちらも、誰にも文句はいえない。
それでもやっぱり許容のカテゴリーというのがあって、その線引きは誰がするのかといったら、断じていうが政治家ではない。いや民主主義的に、選ばれた政治家がそれをするというのは自明の理だが、150年もそれをやってきて、「我暮らし楽にならざり」と全員(1%を除いた99%)が気付いたのが、いまの時世だ。
それで既成社会の枠では、自分が発見されないというスタンスを主張したのが、その「キメラゴン」さんではなかったか。そうしたアクションは、外国ばかりでもなく、このnote記事を書いている半数以上が、その傾向にある。しかしここは日本であるし、だったら履歴書を提出しろ、という定型に従い字面だけで判断し、ほとんどがスルーされる。そのことを30回も50回もやらせるという日本会社は、やはり普通ではなく「ガラパゴス」だ。
そしてもう一つのアプローチ方法として「グレタ・トゥーンベリ」の場合があった。未成年女性16歳が特異とか、北欧スエーデン国家的環境とか、いろいろあるが、単純に話が判り易いというのがある。
地球温暖化の原点が先進国二酸化炭素排出量とか化石燃料による原因とか、国連によって定義されているが、もっとも肝心の大国が、それはウソだと暴言して憚らないのは、そもそも理論破綻している。それで実質的に排出量を売買して、それによって利益を得るものもあるくらいで、神父や僧侶が解く経典を読めば死ぬことはないといっているようなものだ。
そうした不条理論をけちらかして、地球温暖化にしたのは大人の責任で、汚された部屋で生きろ、というのは認められない、という主張である。
こんな単純な話はなく、それが子供とか大人であるとか関係なく、空気の汚れた視界ゼロの都市には住みたくない。「グレタ・トゥーンベリ」は、それを訴えているだけなのだ。
だからノーベル平和賞もいらないし、ことさら日本(かわいいクールジャパン)に行きたいなど発言したことがない。
このnoteで「#2020年代の未来予想図」(私も参加)テーマとしてやっているが、私なりに云わせてもらえれば、それは明るい未来のAI社会的な、ディズニーファンタジーを描いているように錯覚する。
勿論、今社会のニュースを読んでみれば、あまりにも現実的でのっぴきならない事情を抱えて、行くも引くも地獄、というのは理解するが、一時の刹那のインク消しのような処方を使っても、もともと色がついている場に、数滴の麻薬を処しても、所詮徒労であることに違いない。
その中で、ある一定の方向性を提示するというのはやはり「神憑り」が必要であり、それを「グレタ・トゥーンベリ」と断定しても、異論するものはそんなに多くないはずだ。
#2020年代の未来予想図 #2020年代の未来予想図
#2020
#BusinessInsider