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飯島澄男終身教授(84)

"ノーベル賞有力候補"と言われ続けて30年 夢の新素材を発見した終身教授、趣味に研究に充実の84歳

10/3(火) 18:16配信 メ~テレ(名古屋テレビ)

 日本時間の3日に発表される今年のノーベル物理学賞。名古屋市の名城大学には、30年間も有力候補と言われ続けている人がいます。

 名古屋市天白区の名城大学では、「カーボンナノチューブ」がどういったものかを説明する「ノーベルウィーク カーボンナノチューブ 特別展示」が始まっています。

 「カーボンナノチューブ」。一度は、見たことや聞いたことがあるかもしれません。

 名城大学の飯島澄男終身教授(84)は、カーボンナノチューブを発見した研究者です。

 Q.ノーベル賞の気持ちは?

 「30年間、受賞を待つ機会があるので、『あぁそうですか』って感じですね。これは年中行事なので」(名城大学 飯島澄男 終身教授)

 ノーベル賞の候補者と言われて30年の飯島さん。

 「カーボンナノチューブってこんなもんです。真っ黒な全く魅力のない材料。すすです」(飯島 終身教授)

 カーボンナノチューブは、炭素でできた、1mの10億分の1サイズの「管」。特徴は「軽く」、「強く」、「電気をよく通す」。

 様々な分野に応用できる可能性を秘めた“夢の新素材”と言われています。

 X線発生装置やリチウムイオン電池の材料など、私たちの暮らしに身近なものに使われています。

84歳の飯島さんの意外な素顔とは? 飯島さんの趣味のひとつであるロードバイク

 84歳の飯島さん。実は、様々な趣味があります。

 その1つが「フルート」の演奏。学生たちの強いオファーを受け、学園祭で披露したことも。

 さらに――

 力強く自転車をこいでいるのが飯島さん、もうひとつの趣味が、ロードバイク。約110mの坂を一気に駆け上がります。

 84歳になった今も、研究室に自転車で出勤しています。

 Q.84歳で自転車は?(記者)

 「別になんてことないよ。妻に怒られないように安全運転で。運動のために、これだけしか運動しないから。あとは座っていて、あとは実験しているから。運動不足」(飯島 終身教授)

(10月3日15:40~放送 メ~テレ『ドデスカ!+』より)

ASCII.jp:画像  画象ウイキペディア


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