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現代人DNAとネアンデルタール人

■わたしたち人類は数万年前、少なくとも2種の別種の人類と共存していた。残された道具やビーズ、芸術などから判断するに、この別種の人々はどうやらわたしたちによく似ていたようである。そして、恐らく共通点がたくさんあったからだろう、3種の間では多少の性的交雑があったようだ。その結果、数万年の歳月をかけ、いくつもの大陸を舞台に極めて複雑な人類集団の歴史が紡ぎ出されたのである。 WIRED記事部分引用 


WIRED

それは昨日の記事「古事記、国譲り」でも解説し書かれているように種の交配は、戦争行為の後始末にあり殺人強姦罪が不可避となれぱ、生存と肉体性交快楽(ある意味では種の保存)であることは、すでに歴史が証明していることであって、結果的に「交雑」性行為で、種が交じり合うと云うのは、容易に判断できるでしょう。

昨今YouTubeを見ていて思うのは、若い世代の外人女性が、まったく遜色ない日本語をペラペラ喋っていることに驚いてしまいますが、それが特別な教育とかアカデミック教育者とか、そんなこととは無縁の女性(単独未成年も)が、YouTubeを駆使して、自己アピールする姿は、だれでも知っていて微笑ましいし光景です。
それでまた来たいリピーター確実 、という日本文化に『ぞっこん』の様子、とても有難いとおもいませんか。

とすれば、少子高齢化人口減の中の光陰であるし、それらを「捕食」(適切表現ではないが強烈にしないと役人が動かない)という訳です。そのわけは何かと思えば「トイレ」だったのです。

ある動画では、イギリスから来た、という超美人「二―フ」ちゃん名前  (18.9)がイギリスにはないので、家に持って帰りたいと温水トイレ(規格外でムリ無理)、饒舌な日本語で訴えていました。その仕草がなんと可愛いこと、日本人男性、早く取り込まないと、イギリス人になってしまうぞ、??

少し前、同じようなオーダーした中国人がいて、その動画は、本人が手にもって本国に帰るつもりのようでしたが、多分税関で強制執行停止受けたでしょう。

話しが逸れましたが、いま、日本のインバウンドはそんな状況で、外にも、街の居酒屋に一人乗り込んで、大ジョキ生ビール10杯をぐいぐい飲みながら、寿司は勿論、アナゴ、ウナギ、テンプラ、その他をオーダーして「ああ食い過ぎた」とごしごく満悦顔に圧倒されてしまいます。

ですから、やっぱり、こーゆー人々を(全世界女性無制限)、何とか口車に載せて、やわな日本人男性を開花されたい、とおもったりするわけです。案外、こうした切り口が突破口を開くというケースもありますので老婆心ながら~

さて本題に入ります。

そのwired記事は、2020年12月付で、旧いものですが、アバウトにいって、内容的に「ウンブキ」より古い年代のDNAですから、問題はないでしょう。

いま、その人間原始の発生種が誰で、どこから生まれた。その回遊ルートは西と東に別れた、という学説で支配されてますが、確かな証拠をもって説明している訳ではないので確定ではない推定推理でしょう。

私が今、注目しているのはアナトリア文明で、世界史ギリシア文明より古い「ギョベクリテペ」遺跡です。(中東アナトリア考古学研究所)

■ギョベクリテペ遺跡は、放射性炭素年代測定による調査の結果、地球上で最古の高度な文明であるといわれていたメソポタミア文明よりも、7,000年も古い文明の遺跡であることが判明しました。 一番古いものは今から1万2,000年前に建造されたものとして認められています。引用
■ネアンデルタール人(学名:Homo neanderthalensis〈※後述〉、
英: Neanderthal(s)、独: Neandertaler)は、約4万年前までユーラシアに住んでいた旧人類の絶滅種または亜種である。 彼らは、大規模な気候変動、病気、またはこれらの要因の組み合わせによって絶滅した可能性が高い。ウイキペディア

そのように歴史をさかのぼると日本の「ウンブキ」縄文とも重なって、いわゆる外来交雑が頻繁に行われることなく、純潔遺伝子として、また文明的にも、独自の発展(ガラパゴス隔絶種という見方も案外間違っていなかった)ということも再認識されるようです。

その世界の近代社会のなかで、先ほどのイギリス女性が、日本を盲目的に愛でると云うのは、ある意味ではシャーマン的で、そもそも「産業革命」の覇者がレーダーを開発して、「暗号<エニグマ>」解読コンピュータを作った「アラン・チューリング」でも作れなかった「温水式トイレ」を、日本で買って帰りたいという、生活必需品を熱望するというのは、ノーベル学者でも説明できないでしよう。

そんな世界の期待に、まったく応えられないのがこの日本ですから、このまま放置しておけば、イギリス美人娘「二―フ」は、帰りの飛行機でタイかシンガポールかドバイによって、免税店で扇子1本買って帰ってしまうという、最悪シナリオになります。だれか(誰かイギリスまでいってリサーチストーカーしろって話です)

と、冗談半分本気半分のリテラシーを書きました。でね、やっぱり「二―フ」をそのまま一人で本国送還というのは気になって、仕方ない。ドッキリまた「ユーは何しに~」、でもいいから動画再放送を見たい。日本全国の若者アラサ2.3.4ー全員の願いなんですね。代弁者

2024年01月06日記事

ネアンデルタール人と現生人類との交雑

ネアンデルタール人と現生人類との交雑は、数十万年前から起きていた:研究結果 /2020.12.03 wired

これまで現生人類は70,000年から50,000前にアフリカを出て、そこでネアンデルタール人に出会ったとされてきた。ところが、実は37万年前から10万年前の間のどこかの時点で、ネアンデルタール人と現生人類がすでに交雑を起こしていた──。そんな研究結果が、このほど発表された。

多くの現代人のDNAにネアンデルタール人の痕跡が残されていることは、すでによく知られている。だが、この遺伝子のやりとりは、実は一方向ではなかった。約45,000年前に現生人類がユーラシア大陸でネアンデルタール人の集団と出会ったとき、ネアンデルタール人たちは、すでにホモ・サピエンスの遺伝子をある程度は保有していたのである。

はるか以前に起きていた交雑が原因で、37万年前から10万年前の間のどこかの時点で、本来のネアンデルタール人のY染色体がホモ・サピエンスのそれに完全に置き換わっていた──。そんな研究結果が、このほど発表された。

進化遺伝学者のマーティン・ペトルとジャネット・ケルソらのチームは、2個体のデニソワ人(64万年前にネアンデルタール人から分岐したと考えられている化石人類と、フランスとロシア、スペインで発掘された3個体のネアンデルタール人(3個体とも38,000~53,000年前に生きていた)のY染色体DNAの配列決定を、新たな方法を用いて実施した。

この結果、ユーラシアで最も古いネアンデルタール人のゲノムのY染色体の配列は、デニソワ人のものによく似ていた。一方で、より新しい時代のネアンデルタール人のY染色体は、わたしたちヒトのものにそっくりだったのである。

一方向的ではない遺伝子流動

わたしたち人類は数万年前、少なくとも2種の別種の人類と共存していた。残された道具やビーズ、芸術などから判断するに、この別種の人々はどうやらわたしたちによく似ていたようである。

そして、恐らく共通点がたくさんあったからだろう、3種の間では多少の性的交雑があったようだ。その結果、数万年の歳月をかけ、いくつもの大陸を舞台に極めて複雑な人類集団の歴史が紡ぎ出されたのである。

遺跡からは、ネアンデルタール人とデニソワ人の間に生まれた娘が見つかっている(2012年にロシアで発見された約90,000年前の10代の少女の化石が、母がネアンデルタール人、父がデニソワ人であったと分析されている)。わたしたちヒトのDNAには、ネアンデルタール人とデニソワ人との交雑の記録が刻み込まれている。そして、ネアンデルタール人のゲノムには、はるか昔に初期ホモ・サピエンスと遭遇した際の遺伝的遺産が残されたのだ。

既存の知見のほとんどは常染色体のDNAに基づくもので、性染色体に関するデータは少ない。遺伝学者たちはDNAの差異を基準に、ふたつの集団、例えばホモ・サピエンスとネアンデルタール人の共通祖先が最後に存在したのがいつなのかを推定することはできる。DNAのなかの小さな違いを数え、それをヒトのDNAに変異が蓄積されるスピードと照らし合わせれば、2集団が分岐した時期をおおまかに計算できるのだ(こんな推定ができるなんて本当にすごいことである)。

常染色体から得られたDNAデータに基づく推定によると、ネアンデルタール人とデニソワ人は人類の系統樹のひとつの分枝であり、わたしたちの系統から55万~70万年前に分かれたようだ。しかし、Y染色体からは違った筋書きが浮かび上がる。3種の共通祖先が生きていたのは、約37万年前だというのだ。

つまり、それぞれが別々の道へと踏み出し、別々の集団に進化し始めてから相当の時間が経ったあとも、集団同士の遭遇と遺伝子の交換が起きていたのである(まさに“スワッピング”が起きていたのだろう)。そして時が経つにつれ、ネアンデルタール人のY染色体ゲノムが、わたしたちのヴァージョンのそれに取って代わっていった。

ペトルとケルソは取材に対し、次のように語っている。「Y染色体とミトコンドリアDNAの研究は、ひとつの父系または母系に注目するため、単純化された人類史の一側面しか見えないのは確かです。しかし、一部の要素(例えば遺伝子流動)に関しては、極めて明確に描き出せるという大きな強みをもっています」。そして、次のように続ける。

「初期現生人類からネアンデルタール人への遺伝子流動はまさにそうしたテーマであり、わたしたちの研究で、疑問の余地なく明らかになりました。同様の現象を常染色体DNAから検出することはずっと難しく、最近になってようやく開発されたような高度な統計的手法が必要なのです」

わずかな進化的優位性

非アフリカ系の現代人は、そのゲノムにネアンデルタール人のアレル(対立遺伝子)を保有しているが、その割合はごくわずか(2~4パーセント)である。[編註:2020年1月の研究ではアフリカ系もネアンデルタール人のDNAを保有していることが明らかになったが、割合は0.3パーセント程度とされる]。

これには理由がある。ホモ・サピエンスとネアンデルタール人のように異質な2集団が混ざり合うとき、両親のもつアレルはいずれも子に受け継がれる。しかし、一方の集団のアレルが他方の集団の遺伝子プールに「固定される」、つまり支配的な遺伝子型になる確率は低い。第一に、新しいアレルを受け継ぐ子が、その世代で十分に大きな割合を占めていなければならない。しかし、大規模かつ継続的な種間交雑が起こらないかぎり、こうした状況はまれである。

一方で、自然淘汰が新しいアレルの味方をするなら話は別だ。新しいアレルが何らかの方法で、個体が次世代に遺伝子を渡す可能性を高める(あるいは次世代に残る別の遺伝子と新しいアレルが結びつく)ならば、アレルが集団内に固定される確率は高まる。

以下割愛



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