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「鍵盤が重い」にもいろいろあります

ピアノの鍵盤の重さって感じ方が人ぞれぞれで、単純に「鍵盤が重い」にも色々あります。

一番想像しやすいのは「鍵盤を下げるための荷重が重い」ですが、その他にも

「鍵盤がスムーズに動かなくて重い」 

「鍵盤の上がってくる力が弱くて重い」

「鍵盤に重さのかかるタイミングが重い」

「タッチがバラバラで重い」

「鍵盤にあそびがあって重い」

「鍵盤の手触りが悪くて重い」

「出てくる音が重い」

などなど。

面白いのが、鍵盤の荷重自体はむしろ軽すぎるくらいなのに、そのせいで重く感じることもあったりします。

こういう状態を僕は自転車のギアが軽すぎて進まないのを想像します。ペダルを漕いだ感じと進む量が一致しないと疲れますよね。

調整をして鍵盤を正常な重さに戻すと結果的に荷重は重くなってるんですが、弾き手は「軽くなった」と感じます。

軽くするために重くするというのが不思議な感じがしますが、ピアノも「タッチ」と「出る音」は切り離せないのでそのバランスがすごく大事なんだということがよくわかります。

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ピアノの調律師をやっています。同じく調律師の妻とピアノが好きな文鳥と3人暮らし。 ピアノや仕事について考えたことを書いています。