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【介護1年目】母脳出血で手術に…

母 当時69歳
趣味はゴルフ、毎日車でジムへ行き、
パソコンで株式を確認、韓国ドラマにハマり次作が待ちきれない。

そんな生活が一変したのは…
2019年7月

夜家に帰ると、母が意識を失ってベッドの脇に横たわっていた。
声を掛けても、揺っても目を覚さない。
イビキをかいているので、生きている。
脳出血?くも膜下出血?
色んな事が走馬灯の様に頭をよぎる。
慌てて救急車を呼び、緊急手術へ
先生からは「出血が多く命の保証は出来ない」と言われましたが
神様への願いが叶い、また先生の処置のおかげで命をつなぐことが出来ました。

良かった!退院して家に帰れると簡単に考えていたが、甘かった…  
この日から母の介護がスタートしました。

病名は「右前頭葉脳皮質下出血」

後日先生より
「摘出した組織を調べたところ、奇形の血管が見つかった。奇形の血管はMRI検査では見つけることは出来ない。詳しく血管を調べたいのでカテーテル検査をしたい。」
と電話があり、すぐに検査をお願いしました。

「脳動静脈奇形」による出血…
ネットで調べると、「生まれ持っての病気。症状を出す場合の40〜80%は脳動静脈奇形が破裂して、くも膜下出血あるいは脳出血となる。
正常な血管に比べて壁が薄く、破れやすいため、出血量が多い場合はより重症で死亡する例もある。脳動静脈奇形が破裂する頻度は毎年人口10万人あたり1人」
と記述がありました。
脳がダメージを受けると、記憶や言語障害、麻痺など今まで通りの生活が難しくなります。
後に看護師から「元のとおり家に帰るのは難しい」と言われて、なんて失礼な!と思いましたが、今になってみるとその通りだなと思います。

そして、脳血管撮影(カテーテル)を行うことになりました。
右足の付け根からカテーテルを動脈にいれ、造影剤を流しながら撮影、検査時間は1時間、局所麻酔をすると説明を受けました。

結果は「異常なし」

手術で全て取り除かれたので、出血の危険は今後無いと聞いて一先ず安心しました。
あとは母の意識回復を待つばかりと思った頃に、忍び寄る影が‥

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