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大学入学から卒業までの振り返り

今インド旅行中なのですが,彼女が体調を崩しホテルに1日滞在するのでその隙を見て今までの事とこれからのことを考えて見たいと思います.

入学から1年間(1年生)

基本的に入学からの1年間は英語と授業とアルバイトみたいな生活でした.

大学は前から興味はあったけどそこまで深く考えることなく電子工学を専攻しました.自分が大学を入学したのが2020年だったので,ちょうどコロナが流行った頃でした.
なので授業は全てオンラインでした. この時, 高校3年生の2月あたりからなんとなく英語を話せたらかっこいいなという理由で始めた英語学習が大学入学後もなんとなく続けていたのですがどんどん楽しくなってきてしまい1日のほとんどの時間を英語学習に使っていました.(授業は片耳で英語の勉強していました)

一応その頃塾講師のアルバイトをしていたのですが, あまり楽しくなくて早く終わらないかなとしか思っていませんでした. 多分英語学習とかで得られるインプットの時間がすごい楽しかったからアウトプットというか何も得られない時間が辛かったのかな. そうこうしているうちに1年が終わる頃に何やらインターンシップというものがあるらしいと聞きつけた私は早速Wantedlyというアプリで色んな会社に募集してみることに. 勉強しながらお金がもらえるのって最高すぎない??という

そうするとたまたま1件だけ返信をくれた会社があって本当はマーケターを募集していたらしいんだけども,エンジニアの部署があると聞いてそっちに興味が湧いたので お話を聞くことに. なぜだかわからないけど合格をいただき2年生からその会社でWebエンジニアとして働くことになりました.

2-3年生

2年になってインターンを始めてからはそっちがすごく楽しくてインターン中心の生活というかマインドに.その頃には英語の勉強もストップしてしまう.
授業を受けて, インターン先のための勉強をして, インターンに行って,みたいな生活でした. エンジニアとしてインターンとして働き始めたと言っても, 自分はその時エンジニアリングの知識などあるはずもなく, 1から当時の上司の方にカリキュラムというか読むべき本を組んでもらいそれを学習して行くという感じでした. かれこれ4ヶ月くらい?かかった気がしている. 

当時のカレンダー

プログラミングのプの字も知らなかったのでまずは社内で使われていたRuby言語の文法学習から入り, フレームワークの学習, ツールの使い方を学んだ後, 簡単なシステムの改修をやらせてもらったり, 社内のお悩みを解決するツールを作ってみたり, 業務の自動化をしてみたり.色々やっていくうちにインターンだけだとプログラミングができる時間に限りがあったので(扶養の問題で103万以上稼げない)無給でできるエンジニアのお仕事ないかなーと探していたらActivoというサイトでエンジニアのプロボノを募集している会社がありそこで働くことに.そこではNPO的な慈善事業を行っており, 介護施設のDX化のためのシステム開発を行っていました.ただ自分が入った時にはメンバーにエンジニアがおらず, PMの方と協力して進めていくことに. ここで0からシステムを作る体験ができたのがすごいよかったですね.

3年生になってからはインターンを他の会社でやってみようかなと思いいくつか会社を探していました.その中でなんかの採用イベントで良さそうな会社があり, 応募してみました. その会社は自社プロダクトを持っている会社でAI事業中心だったためなんとなく面白そうだし,自分のエンジニアリング能力をもっと高めたいと思い選考フローに進むことを決めてサマーインターンシップとして参加しました. その会社は外資系で他のインターン生は僕以外留学生の子達で日本語を話せる子もほとんどいませんでした.1年の時英語勉強しててよかった!1年間英語の勉強を結構がっつりやっていたものの生身の人間と直接英語で会話をしたことがなかったので, すごい嬉しかった記憶があります.サマーインターンが終わりそこから内々定みたいなものをいただき長期インターンのオファーをいただいたので, そこでインターンを続けることに.その時が9月で就活も一切していなかったが, ここに就職しようかと思っていました 
ただ, 12月ごろに会社の業績の悪化に伴いインターン生の契約を12月で終わることを告げられる.
多分よく考えずに就職先を決めようとしたことにバチが当たった. 

そこから少し焦りつつ就活をスタート. 今までの職歴を活かせるソフトウェアエンジニア職で小さい会社の方が手広くできるから小さめの会社がいいなと思って1-100名規模に絞って探していました.以前オファーメッセージをもらっていた会社とかも色々見返していたらウィンターインターンへの誘いをいただいていた会社が目に留まりました.その時はウィンターンインターンをそもそも他の会社でやるつもりがなかったので会社も良く見ずにお断りというかスルーしてしまったが会社の概要を見てみるとなんとなく良さそう. ここに決めた.選考をお願いし, 2月ごろかな?に内定をいただいた.なんとなくで色々決めすぎだろと思われているでしょうがその通りです.なんとなく色々決めています.有識者の皆様ごめんなさい.適当な人間なのです.

この頃はインターンで働きつつ業務委託でシード期のソフトウェアプロダクトの会社で働いていた. チームとして4名ほどで,モバイルアプリを作っていました. 

4年生

4年生になって内定もあるし, 授業も取り切っていたので余裕がありました. 基本その頃はインターンもクビになっていたので業務委託一本で働いていたのですが, その会社ではちょいちょい社長とプロダクト開発で揉めることもちらほら.ソフトウェアエンジニアとしてはある程度ワークできてきたものの何を作るかの役割は与えられていなかったので,欲しいと言われた機能を実装し続ける毎日.

割と鬱っぽくなってました.技術的にめちゃめちゃ面白いわけじゃないのと, これは時間を切り売りしているなという感覚.そしてこの会社がいないと自分は食いっぱぐれる, 本当に価値のある仕事をしないとという衝動に駆られていました. また自分の価値について考えることが増え, 文化人類学, 哲学などの分野に興味を持ち今までそういう本は全く興味がなかったのに色々読むようになりました.この時自分の存在意義,なぜ生きているのか?なんのために生きているのか?何が正解なのか?など色々悩んでいました.
結局この時期を通して行き着いたのが
「人間は死への恐怖を埋め込まれて生まれさせられた悲しき動物である」
「地球の全員にとって100%正しいと言える事などない」
-> 
「死までの長い時間をせめて楽しもう. 100%正しい事などないのなら自分の好きなような, 自分が正しいと思える事をしよう」

その結果自分でプロダクトを作りたい,自分で事業を作ってみたい,他の人の反応を見てみたいという思いが込み上げてきました

ただどうすればいいのかわからず一旦アクセラレーションプログラムなるものに応募してみました. 5ヶ月くらいのコースなのですが最終で事業ピッチがあるのでそこまでにはけつを叩かれて動けるだろうという感じです. そこでは週に1回CEO, CTO, VCなどを講師として招き講義をしていただくという形式でした.そこにきていた方々は真剣に事業に向き合っていて刺激をすごい受けました. 刺激を受けるとともにこんな感じで小さく初めて大丈夫なんだ.こうやって始めるんだというスタートアップへの臨場感が高くなりすごい良かったです. 

12月に一旦プログラムが終了し, 今は自分で自分の考えている事業を進めている感じです.

これから

先ほどのちょっと辛い時期が終わり, 結局何がしたいのかを考えていると自分に必要なのは
「手触り感」
「自分の命が他に依存しない事」
「新しい学び」
かなと思いました. 今やりたいなと思っている起業は結構良い選択な気がします. さらに言えば0->1ですかね. IPOを目指して組織を拡大するとかはつらくなりそう. 自分の興味関心と必要な事を考えると数年でバイアウトして, 新しい事業を立ち上げるという方が気持ちがいい気がします. まずは1回目のバイアウトを目標に定めて自分でプロダクトを作っていこうと思います.これが終われば今のところ独立予定. 

一旦, 3年以内に自分の事業を5億円でバイアウトするという目標を掲げているので個人ではこれを進めます.  直近では半年以内にα版をリリース-> ステルスで磨き込み -> 1年以内に正式リリースを目指します.

それはそれとして, 4月からは内定先の会社で仕事が始まります. 
ここでは新規事業に関わるので自分が個人でやりたい事と重なる部分なのでここでの学びを自分の事業に. 自分の事業での学びを会社での事業に.というようにできたらいいなと思います. 

うちの今晩のおかずが一品追加されます。