消えゆく昭和の街並み
こんばんは。
雨の前に加え、新月前でクラクラしますが
こんな日もあるさ、とやり過ごします。
ニュースなどでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、かの太宰治も通った、
三鷹 跨線こせん 人道橋(跨線橋)
が取り壊しになると言うので見てきました。
小学生で引越しをして中央線ユーザーとなり
いつも当たり前にあると思っているものが無くなってしまう…
これは見ておかねば!でした。
その日はお天気も良く、最後の姿を見ようと大勢の人が来ていました。
この橋に限らず、中央線沿線だけでも
中野サンプラザを含む中野駅周辺の再開発、
立川タカシマヤのリニューアルなど変化しています。
他にも
世界貿易センタービル、東急渋谷本店、中銀カプセルタワービルの名建築も街から消えました。
当たり前にあると思っていたモノが
いつまでもあるとは限らない。
日本は土地が熟成していく前に
どんどん最新の技術工法で進化していくのが魅力である一方で、その土地土地ならではの暮らしが消えていくのがもったいないようにも感じます。
京成線の立石という駅も
センベロの飲み屋街に下町風情があり
遠くからも人が集まってくるほどでしたが、
再開発でタワマンに…
(よくマツコさんがぼやいてますね)
東京一極集中でタワマン、高層ビルは
ますます増えていくと思います。
都内を歩けば、いつもどこかしらで建設工事をしていますね。
旅に出て、戻ってきたとき東京の空を見上げると
その狭さに窮屈さを感じます。
便利になると同時に消えていくかつての街並み。
またひとつ、昭和の終わりを思った日でした。
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