マガジンのカバー画像

”バイクのあるONE STORY”

49
バイクがあるからこの景色を見れた。 バイクがあるからここまで来れた。 バイクがあるから美味しいものが食べれた。 バイクがあるから健康になった。 バイクがあるから知り合いが増えた。…
運営しているクリエイター

#バイク

25年前の地で挑んだ”青森桜マラソン大会”

過去を振り返るマラソン。 この地に足を運ぶのは25年ぶりになる。 朝は激しい雨 昼頃になると…

”バイクのあるONE STORY”
しばらくぶりにエンジンをかけた冬晴れの昼。
道路状態良し
天候良し
体調良し
我慢出来ずに近所を30分だけ走る。
昼ご飯そっちのけで心躍る。
あゝバイクってなんて最高なんだぁ。

冷たい風
地面から伝わる振動
左足のシフトチェンジ

春は近い

”バイクのあるONE STORY”

アクセルふかした夜
交差点でため息‥
T-Bolan「遠い日のリフレイン」

冬でもこの曲流れると
女々しく彼女のことを想いながら
夜に駆けるバイクの空気感を感じる。

あゝ懐かしい。
は、この歳になると永遠物語。。

”バイクのあるONE STORY”
冬に入り
たまにバイクのエンジンをかける。
二発で始動
まだまだ調子がいい。
しばらくするとモサモサと雪が降ってきた。
バイクの排気煙と空から降りてくる雪が意外と相性がいい。

雪とバイクの組み合わせ
雪が降っても乗りたい衝動に駆られる。

”バイクのあるONE STORY”
元旦にバイクを眺める。
天気は快晴。
気温2°
ちょっとエンジンをかけてみる。
ちょっとヘルメットを被ってみる。
ちょっとグローブをはめてみる。
そして、ちょっとだけ近所を走りたくなった。
風は冷たく気持ちが良い。
信号待ちでヘルメットが曇る。

”バイクのあるONE STORY”
リュックが欲しい。
新しい服を選ぶ。
そんな時はどうしてもバイク乗る時の相性を考える。
防水性や耐久性
汚れてもいいように暗めな色が最近増えてきた。
地味にならないように今日もファッションチェック。

”バイクのあるONE STORY” バイクのシートカバーを外して バイクを点検していると通りがかりのオジサンに話しかけられる。 「いいバイクだねえ。乗ってあげてる?」 その人もバイク乗り。 ハーレースポーツスターに乗っていると言う。 バイク乗りは 人のバイクも気になるものだ。

”バイクがあるONE STORY”
バイクがそこにあるだけで
なんて事ない景色がきまる。

ちょこっとだけお洒落をして
バイクに跨るだけで
普段より増し増しで
カッコよくなる。

コレがバイクマジックっ。

モノクロから発色効果。
走り出せば格好良さから
もう逃げられない。

”バイクのあるONE STORY”
バイクできたからいつもと違う出会いがある。
バイクできたからいつもと違う所に行く。
バイクできたからいつもと違う視点に気付く。
バイクできたからいつもと違う人に話しかけられる。
バイクできたから今日はこんなにも沁みるメッセージに出会えた‥

”バイクのあるONE STORY”

帰宅後バイクをチラ見
気がついた時にはバイクに跨っていた。

深夜の街灯が規則正しく配列され
シールドに途切れ途切れに映し出される。

いくらでも暗く静かな方がいい。

僕はアクセルを回して
大きなエンジン音が聴こえる
暗闇へと姿を消した。

”バイクのあるONE STORY”
こっそり会社へバイク通勤。
ヘルメットがロッカーに入らない事に気付く。
とりあえず社用車のトランクへ。

帰り道に遠回り。
この僅かな時間がやめられない。
日が落ちる間際に家に着く。

子供に言われる。
「お父さん何かいい事あっでしょ」と。

”バイクのあるONE STORY”
朝靄の中を走る
神秘的な時間。
山のてっぺんに行き着き下界を見おろす。
山に靄がかかり大きな橋の様にも運河の様にも見える。
未知の世界
気温が上がり靄が晴れていく。
何分か後には新しい別世界に変わる。
バイクがあるからここまで来たい。そう思う。

”バイクのあるONE STORY”
信号待ちの目線
僕はあまり隣を見ない。
平日の夕方は信号待ちが多い。

バイザーを少し開け風を入れる。
一速二速の繰り返し。
トロトロ運転。
大型バイクの排気量には勿体ないが仕方ない。
飛ばすだけがバイクじゃない。
トロトロ運転もバイクなのだ

”バイクのあるONE STORY” バイクでやってみたい事のひとつに 「マンバンヘアーとバイク」 がある。 とっても相性が良くカッコいいstyle。 イギリス人のカフェレーサーチックなやつ。 バイクはカフェstyleじゃないが 「なかなか良い」 ひとつの自己満が達成した瞬間だ。