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伊勢滞在記3「まだまだ廻りきれない伊勢の街」

『叩き壊して生まれ変わる』
ガラスアーティストの西中千人です。

「命の煌めき・再生」をテーマに
「ひび割れ」という欠点を個性、魅力と捉えた「ガラスの呼継」や
https://nishinaka.com/yobitsugi.html
リサイクル瓶を熔かして創ったガラスの枯山水を世界に発信しています。
https://nishinaka.com/honenin.html

伊勢市クリエーターズ・ワーケーションに参加しました。
滞在記1「待っててくれ太陽の神」編はこちら
滞在記2「天照大御神の光を浴びて」編はこちら

この滞在記3では、神宮さん以外の伊勢の魅力を紹介します。
と言っても全て神宮さんに繋がっているんですよね。

作品制作の場としてお借りした株式会社サンシンさんの広くて明るいスペース。
小型電気炉を持ち込み廃太陽光発電パネルガラスを使ったアートプロジェクトの試作を進めていきます。
気持ちよく制作に専念できそう!(元 自動車メーカーのショールーム)

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伊勢市を足元からしっかりと支える サンシン の山下智史社長と。
山下さんは外宮参道の創作ビストロ「鉄饌」 のオーナーでもあります。
伊勢滞在中に、3度も鉄饌さんに通いました!!!
シェフの、食材の「焼き」に対する姿勢がハンパないです。

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このアトリエでの制作第一弾。画像3

廃太陽光発電パネルの再資源化ガラスと使用済み酒瓶ガラスを組み合わせた作品の試作品。

伊勢志摩サミットの乾杯酒に選ばれた、「作(ざく)」で知られる 日本酒蔵元 鈴鹿の清水清三郎商店さんの新社屋のエントランスに設置させていただく大型作品の試作です。
テーマは「天の岩戸」。真っ暗闇だった世界を照らし出す光の物語。

二見浦の賓日館画像4

会長の奥野さんに館内をたっぷりとご案内いただきました。
明治に建てられた皇室の方々のお伊勢参りの際の宿泊施設。
どっしりと華やか。各所に贅を凝らした国指定重要文化財。
コンサートや撮影などに利用できます。

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近々ここで展覧会するぞ〜!って意気込み。

二見浦と故郷の和歌の浦(和歌山市)。
びっくりするほど空気感が似ている。
共に、日本三大浦?らしい。

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ガラス工房も暑いけど、こちらの熱気も半端ない!
二見浦の海水を汲み上げ、薪で炊いて塩を焼く。
岩戸の塩工房

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伊勢滞在の後半はこちらにお世話になりました。
旅荘 海の蝶
部屋からのオーシャンビューはクルーズ船からの眺めにも勝る「海の上感」」満載!
アートに造詣が深い女将の 中かほる さんと「アートイベントしましょう!」と意気投合。

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海の蝶のプライベートビーチには、
グランピング施設「グランオーシャン伊勢志摩」 
次は絶対泊まりたい!目の前の伊勢湾独占!

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お伊勢さんの台所、商人の暮らしの風情を残す 河崎の街並みをのんびり散策

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この2軒目の果物屋さんで蓮台寺柿をGET 。伊勢市の天然記念物だそう。
美味しかった!

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中谷武司協会の武司さんとユキさん
アーティストでデザイナーの武司さんはとってもユニークな方。
伊勢愛が溢れています。
様々なオリジナル商品を開発されています、サトナカクッキーは超おすすめ。

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伊勢茶の濱田園さん。
親父さんの超詳しい解説付きでたくさんの種類のお茶を試飲させてくれました。ご近所の常連さんらしき方が、「〇〇を200g」と量り売りで買われています。
お土産に伊勢茶をたくさん購入。

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大好物の虎屋のういろ、いつもはJR名古屋高島屋で買うけれど、此処が本店@しんみち商店街。
4回も通いました!会員カードも作ったぞ。

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伊勢の街中で見かける「蘇民将来子孫家門」。
このしめ縄は一年中飾っておくらしい。
蘇民将来の物語はこちら

滞在最終日にもう一度、外宮の勾玉池の奉納舞台へ。

ここから「永遠の循環」をメッセージとしたガラスのモニュメントを見る日が来るのです。
次の遷宮までには。

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伊勢市、神宮司庁、地元経済人、クリエイターの皆様と素敵な縁に恵まれた2週間。
神々の物語に浸り、自身の心を整えられました。
このまま神領民になりたい気分。

次に来た時には「お帰り」って言ってもらえそう!?

これから、伊勢と私の物語が始まります。

ありがとうございました!

【滞在期間】2020年11月11日〜11月24日

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