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JJF2023辺りを振り返る

はじめに

これは人生二度目のJJFにして運営を経験した歴史を知らない若造のひとりごとnoteなので、間違いや個人の感想てんこ盛りです。
見逃せない誤情報はコメント等でやんわりご指摘していただけますと幸いです。

また、あくまでJJF実行委員会と日本ジャグリング協会会員は同じではない為、私の発言=日本ジャグリング協会の総意ではありません。(会員ですらありません!)
上記を理解したうえで本文をお読みください。

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2022.9~2023.3

ジャグリング歴三年目にして日本ジャグリング協会主催のJapan Juggling Festivalという三日間ジャグリング漬けイベントの運営メンバーをやらせてもらいました。周りの知る限りでは歴最速だそうです。うぉぉおおおお!!

最初の一般参加は大学ニ年生の時に開催されたJJF 2022 in TOKYOで、CSGSと三日券でエンジョイしました。
当時サークルの練習会係として都内の体育館を調べまくっていた為『この体育館いくらかかるんだろ』と変なところに疑問を持ったことを覚えています。

それから糸なしけん玉の先輩に紹介してもらって私が出場した時の新人戦統括を務めたクロ助さんにご挨拶をしました。
今回まったく同じことをしてもらったので、あの子は来年の私です。捕まえろ!

3日間の交流を通してモチベが爆発して新人戦運営メンバーに加入したり所属するサークルの会長になりました。
双方から沢山の学びが得られて自分が最強だと舞い上がっていました。アホで可愛いですね
この頃から夢はイベントの主催、もしくは5年以内にJJF運営に携わることでした。まさか両方1年以内に叶うとは…

春の大会がすべて終わった頃、当日スタッフや選手として色々学んだのに来年までやることないのは勿体なさすぎる!というか私が寂しいから無理!と夏季学生大会『じゃぐりサマー』を作りました。

公開情報を水面下で準備していた時、新人戦での働きをみてくださった方から来年のJJF運営をやってみない?と声を掛けていただき学生大会や就活やサークルの存在をその瞬間だけ都合よく消して「やります!!!」と返信しました。

本格始動

2023.6~7

1番大変だった時期は意外にも6月でした。
これは実務的な量というより新しいことに慣れないストレスや環境の変化など、メンタル的な面も非常に大きかった気がします。
そしてじゃぐりサマーを作る為色んな大人と真面目なお話をしたり就活が始まりESを書いてみたりと、緊張と不安に向き合う時間がどたくそ多かったので何もしてなくてもずっと胃が痛かったです。日々の練習や片手間で作ったサークル内発表会(ダイコン)の時間はかけがえのない息抜きでした。

ダイコンにて
シャッフルのできない元会長とそれを心配する後輩たち

ちょうどこの頃WJD in Discordと称し日曜日の深夜にジャグリングサーバー「零」にてきぞはるさんとお話できる機会があり、私が糸なしけん玉をやっていることと安定して買える道具がないことを相談し、「きぞけん」開発プロジェクトが再始動しました。

これはきぞはるさんの粋な計らいなのですが、試作けんのカラーリングをじゃぐりサマーのロゴカラーにしてもらえて大会運営及び練習のモチベーションに繋がりました。本当にありがとうございます。

試作きぞけん

2023.8月

テストが終わり夏休みに入り本格的に運営に専念しようと思っていましたが、案外うまく行きませんでした。
忙しさを言い訳に対策不足で応募した企業からインターンお祈りメールが毎日届いたり、(最終的には辞めたけど続けようか悩んでいた)教職課程の教育実習届けはよ出せよのカウントダウン、どこに配属されるか9月末まで分からない研究室など進路への不安が募るけど、就活以外にやることがいっぱいあって投げ出せない状態がストレスとなりじゃぐりサマーの運営やサークルの引き継ぎなど、人を待たせているのに体が動かない!みたいな日がちょっとだけあり、己の限界をようやく知ることができました。

その後はJJFを最優先事項として気分で仕事を進めることにしました。

8時…起床
9~16時…バイト(休憩でSlack・メール返信)
17~19時…自由時間(仮眠とかゲームしたり)
20~23時…ミーティングおよび議事録記入
24~眠くなるまで…残作業を進める
眠くなってから〜本当に眠くなるまで…不安によって駆り出される突然の就活意欲、マイナビ巡り、ES作成、仮エントリー

夏休みの生き方

2023.9月

サークルの合宿やフィニプロを観に行ってモチベMAX!魂コン!も終わった!!!じゃぐりサマー絶対成功させる!!!って時期に一緒にイベントチームでJJF運営やっていたハタダさんがコロナに掛かり、とても大量の仕事が流れてきました。
(これは単純に私がハタダさんを頼りすぎていたのが悪いので皆さんは上司に頼りすぎないでください)

ゆんさん合宿に行く夜行バスまで可能な限り急ぎの仕事をシバき、不本意三日目もドトールで5時間くらい作業していました。

正直この辺も結構キツかった。
どちらかというと自分の無能さ、それに気付かず驕っていた自分に対する恥ずかしさとかで結構落ち込んだ。


てかハタダさんが凄いって話をしたい。

倒れるまで気付かなかったんだけど私が楽しくてラクな仕事だけできるように面倒で重要な仕事をめっちゃ請け負ってくれてたし、朝昼は会社員夕方は練習夜は運営、週末は大道芸って今まで会った人の中で一番多忙な人生送っている凄い方でした。

なのにいつも明るくて仕事はフォローまでカンペキで簡単な仕事でも終わると必ず『これやってくれてありがとう!』ってLINEくれて定例会の最初の5分は必ず「無理してない?大丈夫?」って心配から入るので、人生で一番楽しく仕事ができました。私ももうちょい後輩や同期に優しくなります…スミマセン……
でも割と終盤は死にそうになっていたのが見えたので無理せずほどほどに生きてください。

ゆんさん合宿後の2週間はじゃぐりサマーのことで手一杯だった気がする。JJFにとっても大事な追い込み期にSlackの未読を溜める背徳感はあったけど私の仕事的に急を要する連絡は無かったので、俗世から逃げて箱根に行って夏休みを締めくくった。

現実逃避箱根旅行

2023.10月〜JJF0日目

追い込み期。最後の定例会でエンデュランスやハイパーエクストリームジャグリングバトル用の賞状を作ることになった。
余裕を持って発注したはずだが用意されたフォーマットとMacBookの相性が悪くてダサいフォントでしか表示できないトラブルにより結局ギリギリになって齋藤くんに泣きついてデータを作ってもらい、賞状を全部逆向きに刷った。

JJF実行委員会への叛逆行為とかじゃない。信じてほしい。どちらかと言うと10年使ったコピー機の叛逆だと思う。このタイミングでって感じだが、何故か入れた紙の向きを無視してランダムに上下を選びやがる。泣く泣く買い直した。アスクル本当にありがとう。

絵図がすごい

10/6、JJF0日目と称して会場設営に向かった。
業者さんが床に緑のシートを敷くのを見守り、シガー用のジョイントマットを400枚くらい敷いた。
実行委員だけでやるのが不安だったのでサークルの後輩をラーメンで釣って4人連れてきた。
呼んで大正解だった。超はやく終わった。
設営の様子はタイムラプスで撮影してその場で編集してツイートしてもらったが、設置場所が低すぎて見えにくいね。けど頑張ったからみんなも頑張って見てほしい。

後輩はずっとYouTubeでCSの動画を観ていた憧れの世良さんや関東ジャグリング合宿で相手してもらえた徳川さんに再会できたことを喜んでくれていた。
帰りに夕飯を食べに入った参宮橋のカレー屋でBowと青木さんにも遭遇したらしく、嬉しそうにLINEしてくれた。

うちの後輩は昔から私の無茶振りに寛大だなと思っていたけど、やっぱ第三者から見ても優しい子なんだと分かって嬉しくなった。

この日は21時まで打ち合わせしてから実行委員でご飯に行って自転車10キロくらい漕いで帰宅したのは24時だった。そっから賞状を作り直して準備して寝られたのは4時過ぎだった。翌朝8時集合。
来年実行委員をやる方、会場と家が同じ県だからとか遠慮せず絶対に会場近くに止まりましょう。

0,1日目夜のスコア

当日

JJF一日目

当日は開場した瞬間安心して眠くなって会議室に寝に行った。15分の仮眠で文化祭準備する夢を見てすぐ起きた。

今更ですが私はJJF内のイベントを取りまとめる仕事をしてました。
例えばエンデュランスや新入生交流会、カーニバルを担当してくれる人を探したり一緒に作ったり、ワークショップの応募formを作って希望日に従いタイムテーブルを組んで連絡するなど、結構JJFらしい部分を作っていた。

当日はこれらが無事に進んでいるか見守ってお手伝いをしたり、余裕があるときは各イベントの写真撮影にお邪魔した。
なのでこれといった大きな仕事は無いけど自分の仕事に自信が無いからいつでも怒られる準備をして本部に待機していた。用意していた伝家の土下座を披露せず終わったのが何よりも嬉しい。
懐かしい顔から昨日みた顔まで沢山見つけられて、この一年で知り合いが増えたな〜と実感した。

本当は丸投げする予定だった世代交流会に無理を言ってお邪魔させてもらい、両方とも30分だけ立ち会えた。
個人的にJJFで一番輝いていたのはこのイベントだと思った。二年生はある程度自分たちの地域で他校との交流もあり顔見知りが作れているが、東西での溝みたいなのがやっぱあったのでそれをぶち壊せるような企画を用意した。終盤には立ち会えなかったけど盛り上がりすぎて一時間じゃ足りないと聞いたので成功したんだと思う。
新人戦やじゃぐりサマーのジュニア部門に来てくれた子がいっぱい居て、嬉しい気持ちで泣きそうになった。

一変して新入生交流会は本当に静かで、この空気を払拭できるか不安だったけどみんな根はジャグラーなので最後のフリパフォはめちゃめちゃ盛り上がったし交流も盛んになって終われて良かった。

当日進行役にKくんとユウくんを抜擢したセンスは未来永劫褒められてもよいと思う。それ以外は本当に何もしていません。


その裏で同時に開催されていたエンデュランスに向かい刷りたてホヤホヤの賞状の書き方を説明していた。ほとりくんの字が想像の5億倍綺麗でずっと見ていたかったが、「うわー!またEivindが優勝したー!」って悲鳴を聞きながら大体育室を後にした。筆ペンで書くアルファベットも綺麗だった
ごまちゃんとJさんもありがとうございました!

Juggling Carnival in JJFで一番嬉しかったのは前年度イベントチーフの伊トさんにご挨拶できたことだった。
感染防止対策による制限だらけの2022を見事成功させ、今も愛知ジャグリング協会で面白い大会を作り続ける伊トさんは私の憧れの人でした。
(じゃぐりサマーでさかもと!さんからキラッキラのイトウヤスアキシールを貰っていたので一目で分かった)

カーニバルは言わずもがな今年も最高で、Bブロックの終わりまでニコニコ観ていた。
しかし突然大ホールでずっと仕事をしているJJF劇場サブチーフであり唯一の同期 齋藤くんがここに居ないことを思い出して、「私の何倍もジャグリング好きなのに齋藤はこれ見られないんだ、私だけ楽しい仕事して申し訳ない」って考え始めたら泣きそうになってきて、今後は絶対運営も楽しめるイベントを作るぞって心に誓った。
(そんな気持ちを忘れさせてくれたのは高柳さんの『ベータソング』なので、高柳さんとARuFaには感謝の気持ちしかありません。ヨーソロー)

カーニバルの撤収作業に立ち会いながら世代飲みを楽しみにしていたら20:30から打ち合わせが入ったのですべてが嫌になってしまい、翌朝の集合も早いのでキャンセルさせていただいた。地方勢とゆっくり話せる貴重な時間だから絶対行きたかったけど、寝不足で二日目を迎える勇気は流石に無かったのだ(賞状もっと前から作れよ)。

02飲み主催のアルジェくんが非常に理解のある方でドタキャン野郎にも優しく『明日も頑張ってねー』と応援の言葉まで掛けてくれて救われた。救われたので齋藤に面白いダジャレ送って元気づけてあげようとしたら逆に心配された

      猫が遊んでいる画像
送ったダジャレはしょうもなすぎて見せられません。猛省


JJF二日目

最悪なつき軍団の朝は寒い。
朝5時半に寒さと体の痛みで目が覚めた。
永田智がスロットの面白さを解説する動画を見ていたらフローリングで寝落ちしていたのである。

急いで湯船沸かして身体をあっためて、付けっぱなしで寝ていたコンタクトを外してメガネでオリセンに向かった。目がバキバキだったので行きのコンビニで買った蒸気でホットアイマスクを使いまた仮眠したらえげつないほど回復してこの日は元気に交流までした。あとアリナミンがめちゃ効いたのもある。

2日目は大きなイベントもなかったので比較的落ち着いていたけど、朝から倉庫に閉じ込められたり約束の時間になっても本部に来ないBowを半べそで探し回ったり(先に体育室行ってた)、大盛況のクラブバレーを見てこれまでに無いほど嬉しそうな顔した石川さんに会ってからCSを観に行った。

CSは言わずもがな最高〜!!!って感じだったんですけど、終わったあと体育室の鍵を開ける仕事が残っている世良さんがずっと「お前らこれ終わったらダッシュだからな」と座らずに閉会式を見ていたのが面白かった。実行委員に余韻なんか無ぇ
この日は今までで一番早く帰れて体力も有り余っていたので行く予定の無かった糸なし飲みに飛び入り参加させてもらった。本当にありがたい!

JJF三日目

ほのぼの〜のの準備に立ち会った。リハの時点でめちゃめちゃ面白くて演劇…いいよね……って中学時代演劇部の私は渡哲也になっていた。
ほのぼのが好きな人は『地蔵中毒』も好きなんじゃないかな。私の知ってる劇団って宝塚と劇団四季と地蔵中毒しかないから全然ハズレてたらごめん。
直前ミーティングで「デスゲームがあるんですけど…」って真剣なトーンで言われた時は不意打ちすぎて死ぬほど笑ってしまった。

その後はワークショップの見守りしながら世代動画の撮影して大好きな同期のごまちゃんとお喋りしていた。ごまちゃん、今回のJJFでかなり色んな事が知れてより一層好きになってしまった。
夜行バス逃した奴はだいたい友達🤟

閉会式で前に立つの本当に知らなくて、めちゃめちゃ緊張してどこ見たらいいのか分からなくて目が泳いでいた。人が多かった。
最終日の疲れた時間にも関わらず人の話を最後まで聞き拍手してくれる人達、絶対いい人だから幸せになって欲しい。

このとき齋藤玲は学校に戻り実験していた。
本当に可哀想だ。集合写真はこうであるべき

メンバーが凄すぎて場違い感半端ない


さいごに

実行委員になった理由

当日エピソードが長引いてしまったので、ここだけでも読んで欲しい。
なぜ私がJJF実行委員を引き受けたのか、どうして他の人ではなく私だったのかみたいな所を自分なりに考えてみた。

結論から言うと若い世代に親近感を持たせる為というのが選ばれた理由の一つだと思っている。
自分がジャグリングを始めるより前にCS出た人が運営やってるのだってそりゃもちろん凄いけど、凄い人が作るものって完璧を要求されるというかどうやって作られているのか想像しようとも思わないじゃないですか。

でも普通に大学生やってTwitterにもこましょーにも金曜練やぶんぶにも頻繁に出没する私が運営の下っぱやってたら、やっぱ少しは人間の作るイベントなんだなって親近感湧きません?
話したことある人はご存知のとおり私って全然完璧じなゃいし夜行バス逃すしジャグリング始めて三年目の人間なんですよ。
そんな親近感を幅広い層に知ってもらう為に自分が呼ばれたのかなって

あとはベテランの大人が数人で回す運営って、一人抜けるだけで中止になるレベルの痛手を負うから多少教える時間が勿体なくても新規を加える判断は先を見据えた大事な投資だと思います。
2023はその余裕がようやく生まれた年だったのではないでしょうか
(運営の人たちにも本業や人生があるから抜けることを責めないであげてほしい。。。私もいつか辞めるし)


運営に入ってから分かったけどやらなきゃいけないイベントなんかほぼ無くて、あった方が楽しいから全部開催されるって印象でした。
これは全部のイベント準備に携わった私が言うから間違いない。無駄なワークショップもイベントも一個もなかったです、全部が主役、大成功!

JJF全体が沢山の人の厚意と熱意で成り立っているというのは知っていましたが、去年よりもっと近くでその様子が見られて嬉しく思いました。

交流や人のジャグリングを見るのが好きな人、道具の布教に熱心でワークショップを開いてくれる人、道具を作るのが得意な人、技術を磨くのが得意な人、チョット運営ができる人などの集まりがJJFだと勝手に思ってます。

今回はそのチョット運営ができる人になっただけなので、次回からは別の人になるかもしれない。
少なくとも私でも(上司に迷惑掛けながらではあるが)何とかお仕事できたのでこれを読んでいるもっと優秀な皆さんは絶対もっと凄いことができます、マジで

ここでいきなり「じゃあみんなで来年のJJFやろっか」とは言いませんがこの春開催される大会の運営や当日スタッフの募集に積極的に応募してみてはいかがでしょうか?
時間的に難しければカンパや宣伝協力、感想を送るだけでも救われる方は多いはずです。

さて、私はまだ来年どの立場でJJF2024に携われるか分からないので「姫路で皆様をお待ちしています(ドヤァ」みたいなことは書けないんですけど(運営でも書くなよ)、絶対に参加するつもりなので会える方は沢山交流してください。きぞけんも発売されるし糸なしワークショップ開きたいな〜

オチがないので今朝の猫貼ります




すぺしゃるさんくす?

賞状作ってくれた齋藤
朝起こしてくれた齋藤
起きると褒めてくれた齋藤
ゆんニキ
めちゃめちゃ疲れてる時に優しくしてくれたまゆこさん
WJFカウントスタッフの為に練習してきてくれた仁さん
次回のGSに反復横跳びで出ることを検討してくれたやあばま
挨拶しに来てくれた北海道のアイソレジャグラー(爆美女)
ごまちゃん
後輩やわたしと関わってくれた全ての方