逃げ方を覚えるために、学校以外のところへ行こうー#8月31日の夜に。
9月1日が嫌なら、逃げてしまいましょう。
9月1日から逃げるために、8月31日の夜に計画を立てましょう。
さてどこへ行きましょうか。
「図書館においで」と言われても、
図書館がない地域があるよね。
定期と小銭があるなら、ちょっと知らない町に行ってもいいし、
お気に入りの公園や神社があるなら、そこで時間を潰せばいいし。
「自分が潰される前に逃げる」ってことの練習だから、
全然悪いことじゃない。
これから生きていくのに、必要な行動だから。
もうひとつ、自分のゆううつな気持ち・イヤな気持ちを
他人に打ち明ける練習もしましょう。
両親・友達・先生には言いたくないけど、誰になら言えるだろう?
モヤモヤした気持ちを打ち明けられる相手を探して、
自分の気持ちを言ってみよう。
もしスマホ持ってるなら、「中高生 悩み相談」でググってみましょう。
都道府県や国の相談窓口に電話してもいいし、メールしてもいい。
自分の気持ちを吐き出す練習をしてみましょう。
憂鬱で逃げたい気持ちをごまかしてると、
大人になってからそれができなくなるんだよ。ワタクシがそうだった。
小学校と10代の頃不登校までじゃないけど、学校に行きたくなかった。
誰に言っていいか・どうしていいかわからなかった。
社会人になって働き始めて、ストレスで押しつぶされるまで我慢して、
それで転職を繰り返してた。
逃げる練習をしてなかったから、いつも逃げ遅れてた。
どこの誰に言っていいかわからなかったから、
口先だけで「つらい」と言ってごまかしてきた。
だから身体を壊すまで、我慢してしまった。
身体壊して仕事ができなくなってから、
やっと逃げ方とどこの誰に言うかを学んだんだ。
去年の職場をやめると決めたのが、ワタクシの「8月31日」の夜だった。
これ以上この職場にいたら、また潰される。
ここにいる人と職場の規則はおかしいと、何度言っても何も変わらなかった。
それで辞めてる人がいるのに、何も変えようとしなかった職場。
だから「辞めるのか・出勤するのか」問い詰められた時、
「辞めます」ってはっきり言えたんだ。
その後ハローワークに行って、1年3ヶ月で辞めたことと
パワーハラスメントのことを話したら、安心できる保障をしてくれたよ。あのまま仕事場にいたら、絶対また身体を壊してたに決まってる。
「9月1日」からどこにもいかなくていいことにしたから、
それから随分気分良く過ごせてるよ。
「どうして8月31日が憂鬱なんだろう」
「どうして9月1日が嫌なんだろう」
このふたつは絶対考えなくていいことだから。
このふたつを考え始めると、出口のない闇に放り込まれるのは、
君たちが一番わかってること。
だから闇に飲み込まれないために、
8月31日の夜にどこへ行くか計画を立てましょう。
この世ならどこでもいい。
自分が楽になれるところを探すために、計画を立てましょう。
「8月31日の夜をゆううつを、どうやってやりすごそう」
見つけられるまで考え続けてもいい。
9月1日をすぎても、見つかる日が来るまで学校にいかなくてもいい。
ババアの世迷言に付き合ってくれて感謝感激雨霰。 スキしてくれたら、中の人がめっちゃ喜びます。