実は大学生になりました。

長らく文章を書くことがなかった。
多忙でブログを書けなかった時期もあったが、大半は怠惰である。


さて、死にたいほどつらかった(実際には自殺未遂を数回ほどした)浪人生活が終わり、夢にも見た大学生活が始まった。
理系の大学生は、想像していた何倍も忙しい。レポートや課題、演習にバイト、毎日のほとんどがそれらに消えていく。それに加えて私は一人暮らしをしているので、家事もしなきゃいけない。あまりにハード。

しかし、その大変さは想像していた大学生活とのギャップに起因していると思われる。文系を揶揄するつもりはないが、文系の大学生活のイメージで大学生になってしまったのが大きなミスだった。
正直に言うと、先が全く見えない浪人時代よりは過ごしやすいのは自分でも感じる。後々に控える"就職"の話をすれば先が見えないことに変わりはないが、浪人生とは社会に所属先がない不安を抱える時期なので"大学生"という肩書を持っている現在の自分とは根本的に属性が違うのである。それに今はまだ1年生だから、研究室や就職はまだ先の話である(モチロン、それらを全く考えていないわけではないが、2,3年後に控えるものという意味、高校1年生の気分と同じだ)。気軽に遊びに行けるし、バイトでお金も稼げる。部活もあってたくさんの人と交流ができる。とにかく楽しいのである。どんなに単位を落とそうが、どんなに成績が悪かろうが、楽しいのである!人生ってこんなに幸せなんだなと驚くほどに。
また、一人暮らしを始めたことで家族への感謝も感じてきている。家族が好きでないことに変わりはないが、感謝をしないわけではない。ご飯を作ったり、洗い物をしたり、洗濯をしたり、掃除をしたり、、、、これまで家族に任せていたたくさんのことをすべて自分でやりくりしなきゃいけないのは大変であった(今もまだ洗い物は苦手である)。それでも死ぬほどつらくなる瞬間がほとんど無いのだ。こんなこと久しぶりである。受験って罪ですね。


大学生になって、一人暮らしを始めて、今まで気づけなかったことにたくさん気づいた。人生に彩りが増えた。明らかに去年より鮮やかだ。こんな気持ちが長く続くように、心から祈るし、自分からこの幸せを手放さないように気を付けたい。

今更だけど、人生に余裕が出てきたからか、浪人時代にも支えてくれた仲間が思っているよりも多かったこと、あの時も力になってくれていたんだということに、思い返してくづいたりしている。改めて感謝!



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