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【クンター流カレン族生活体験!】

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村の衆は私のことを「クンター(タイ語で爺様)」と呼んだ・・・。極度の不眠と鬱から一転して異様な躁状態へ。愛妻の最期を看取ったあと狂ったように日本を飛び出した私は、無軌道な旅の果て…
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記事一覧

【クンター流カレン族生活体験 その⑩】

<投網でラブラブ・デート> いやあ、今年の冬は寒かった。前回の記事でも書いたように、昨年…

【クンター流カレン族生活体験 その⑨】

<南国タイで寒さ体験?> 今年の冬は、例年よりも寒さが厳しいようだ。十二月に入った途端、…

【クンター流カレン族生活体験 その⑧】

<棚田で稲刈り> 朝夕は、急に冷え込むようになってきた11月初旬。わが村はいま、稲刈りの真…

【クンター流カレン族生活体験 その⑦】

<瞬殺! 鶏解体講座> わが家では、およそ30羽の鶏を放し飼いにしている。  およそ、とい…

【クンター流カレン族生活体験 その⑥】

<わくわくキノコ中毒>  雨季に入ると、村の山々でキノコがワッと湧きだす。 「あの裏山に…

【クンター流カレン族生活体験 その⑤】

<隣家はモーピー(霊医・霊占師)> 村で暮らし始めた頃の話である。真夜中に突然、全身が猛…

【クンター流カレン族生活体験 その④】

<棚田で田植え> 7月初旬のいま、わが村では田植えシーズン真っ盛りである。  今年は雨季に入った5月中旬から6月初旬にかけて雨不足だったために、かなりずれ込んでしまったのだが、薄曇りの空の下であちこちの棚田が日に日に緑色に染まってゆく光景を目にするのは実に楽しいものだ。  畦道で行き交う村の衆の顔にも、安堵の色が漂っている。  私自身は、田んぼを持っていない。むろん、村で暮らすようになってから、田んぼの確保は最重要課題となった。条件のいい話も、何度か持ち込まれた。しかし

【クンター流カレン族生活体験 その③】

<不思議感覚、割り竹の家> 四歳と六歳の男の子は、楽しそうにピョンピョン飛び跳ねている。…

【クンター流カレン族生活体験 その②】

<サプライズ料理はお好き?> わがバンブーハウスの売り物のひとつに、「サプライズ料理」が…

【クンター流カレン族生活体験 その①】

★連載コラムを読んでいただく前に初めまして! タイ王国チェンマイ在住の物書き、クンター吉…