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いよいよ陣痛始まる|出産レポ03

前回はおしるしが来た日のことを書きました。

この時は、まだしばらくお産は始まらないんだろうな〜と頭では分かっていても、早く産みたいと気持ちが募るばかりでした。お産を促すために運動をせい!なんて言われることもありますが、なんせ体が重くて動けない。

緊張から、重い体から、あらゆる不安から解放されたい、そんな感じだったな〜。どうしようもないのだけど、葛藤がありましたね。

陣痛が始まる

しばらく来ないんだろうな...と思っていたのもつかの間、陣痛が強くなってきました。

それは、おしるしが来た翌日の夜中のこと。
時間軸で振り返りたいと思います。

7/2 23:30
陣痛で眠れない。カウントして過ごす。

7/3 2:30
1〜2分間隔になり、痛みも強さを増してくる。もしかしたらと思い、電話するか迷い出す。

3:30
病院に電話するも、まだステイとのこと。まだこれ以上の痛みが連続してやってくるのかと思うと、不安と恐怖で涙が止まらなくなる。

6:00
朝方、陣痛の合間にちょっと眠れて復活。

10:00
陣痛が頻回なまま続く。自分では何かを用意したりそのために動いたりするのがきつくなってくる。何をするにも夫をこき使う。

11:00
寝る体勢だと痛みを感じやすいことに気づく。
立ち上がるのも、歩くのもしんどいので、ひたすらソファに座って過ごす。

13:00
朝方よりも陣痛が落ち着いてくる。(痛みも回数も) 更新されたネトフリを観るも、陣痛が来るたびなかなか集中できない。しかし体力温存!ということでご飯をしっかり食べて過ごす。

15:00
陣痛のたびに起きてしまうものの、目を瞑って昼寝を意識する。今夜産まれてもいいように備える。

16:00
便意を催すが、いきんではだめという記事を見て、うんちができない。こわい。

18:00
夜産む気満々でいる。陣痛が落ち着いたか?と思った矢先の激痛に怯える。いつ出てきてもいいように気持ちは焦らずリラックスを心がける。

20:00
全然同じだけの痛みで5分間隔にならない。間隔も強さもまばらな状態が続く。今晩も出産は無理なのかと諦めモード。

22:00
横になってみる。骨盤が片割れそうな陣痛がくる。ソファに座って寝ようと思う。

22:30
陣痛の間隔が5分になってくる。

23:30
病院に電話するも、本陣痛か判断つかないからまた1時間に電話するように言われる。

7/4 0:30
1時間前よりも痛みがかなり増していて、陣痛のたびに動けなくなるほど。「動けないほど」であれば入院してもいいでしょ!という気持ちで病院へ電話する。

正直5分一定ではなかった(1,2分間隔が混ざったり)が、ならせば5分になるなと思い、5分間隔であることを伝える。病院にきていいよと許可がおりる。

この時の心理状態

前駆陣痛なのか本陣痛なのか分からない

「前駆陣痛だとしたら割と強くなってきているのに耐えなきゃいけないのがしんどい。本陣痛だとしたら少し弱めな気がする。鼻からスイカって想像つかない痛みだもんね。きっとまだ違うんだろうな。」

時間だけはあるので、検索しては経験談を読んでいたのですが、「意外と大丈夫だった」というニュアンスの声も存在するんですよ。だからもはや想像の世界でしかない。
痛みの感じ方や表現の仕方は人それぞれゆえに、これはどちらなのだろう?と不安な時間が流れていました。

<これだけは言いたい>
陣痛ってどんな痛みか調べた時に、"ドリル"というワードで表現されるものが多くあって。
「尾てい骨にドリルを当てられた感じ」
「腰をドリルでえぐられてる」「尻穴ドリル」
本陣痛はまさに"ドリル"でした!!

早く病院に行きたい

「あの痛みでステイということは、この痛みもまだステイなんだろうな。ということはもっと強い痛みが来るんだ。強い痛みじゃないと病院行けないんだ。あー病院行きたい。早く産みたい。解放されたい。」

早く産みたいモードに入っちゃっていたので、早く病院に行ける状態になりたいんですね。
でもその状態になるには、もっと強い痛みに耐えなきゃいけない。産めば、痛みから解放される。

こんな感じで時間と体力はあるから、頭の中でグルグルと考えて続けてしまって。
今思えば無駄な堂々巡りだったかもしれないですが、当時は真剣そのものでした。

ここまで読んでいただきありがとうございます!

次回は「壮絶な分娩体験」についてです。
またお会いしましょう👋