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【WS】チョイス宝シャニマス

1.はじめに

どうも、エルヴィーです。
緊急事態宣言が延長され、巣籠りの日が続きます。
こんな時にリモートファイトをしてくれる仲間がいるのは本当にありがたいですね。

さて今回は、「アイドルマスター シャイニーカラーズ」、通称「シャニマス」のデッキ紹介です。

発売直後から【チョイス宝】の構築を試していました。
「これで完成!」と言い切れないですが、ある程度固まりました。
初期案から結構変わったので、その変遷もメモとして残したいと思います。



2.以前の構築

発売から2週間後に行われた「第1回じろう杯」で使ったデッキがこちら。

スクリーンショット (277)

黄色と緑の基盤に青を採用していました。
特徴を挙げるなら、《サンセットスカイパッセージ 市川雛菜》《ちびノクチル》のギミックでしょうか。

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ただでさえ高パワーの出る《杜野凛世の印象派 杜野凛世》をパンプし、【8電源デアラ】や【扉電源かぐや様】のレベル2のキャラも凛世で倒してしまおう、というコンセプトでした。

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   4500 自身のパワー
+1000 音楽2枚以上
+1000 CX
+2000 CX連動効果
+2000 雛菜レストパンプ
+500   ちびノクチルパンプ
で合計11000まで出すことができます。

その他の詳細は↓の記事を読んでもらえたらなぁと。



3.直面した課題

パッと見強そうなギミックでしたが、
①結局1面しか高パワーが出せず、2面以上レベル2を用意されると処理しきれない
②相手の後列に応援などがいると、そもそもパワーで勝てなくなる

という課題が浮上。

一応、《純真チョコレート 園田智代子》《サンセットスカイパッセージ 西城樹里》も採用していたので、別の手段で高パワーを出せましたが、どちらも枠の都合で1枚ずつ。
根本的な解決にはなりませんでした。

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《サンセットスカイパッセージ 園田智代子》を採用したところ、痒いところに手が届くように。
黄色の増量にもなり、ひとまずの解決を見ました。

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ただ、数をこなすうちに別の問題が浮上。
それが「山札を削る速度が遅い」という物でした。

後列1面は雛菜が常駐し、もう1面は《マイ・ピュア・ロマンス 桑山千雪》のために空けておきたいこのデッキでは、集中常駐のための枠がありません。

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盤面を埋めずに山札を削れる《10個、光 浅倉 透》も試しました。
ただ、必要な時に都合よく手札にあることが少なく、集中で拾うという動きも取れないので解雇。
それに多用すると最終盤面でストックが足りなくなってしまいました。

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残念ですが、既存のコンセプトを維持したまま、この問題を解決するのは不可能と判断。
別ルートでの解決を模索しました。



4.赤の採用

もう色の縛りを気にせず、全カードプールを見返しました。
そこで目を付けたのが《ちびアルストロメリア》
正直、今更感はありましたけどね。

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「ノーコスト山札削り」という、まさに欲しいカード。
4ルック系が良かったですが、贅沢は言わないようにしましょう。

そもそも《ジャンプ!スタッグ!!! 芹沢あさひ》を採用しているので、赤は無理なく入れられる色です。

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また、赤には常駐させたい集中の《ザ・冬優子イズム 黛冬優子》がいます。
自ターン中全体500パンプも《ちびノクチル》と同じ。
圧縮の面でも、登場時マーカーが一役買ってくれます。

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レベル2でも《ばりうまかブルース 月岡恋鐘》という明確に強い動きが。
早出し条件的に腐りにくいので、無理なく複数枚採用できました。

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ということで、赤を採用すると、最初のコンセプトこそ崩れますが、「安定しそうだなぁ」という感想を持ちました(それでいいのか?)


ここで普通は「ちびノクチルを諦めよう」となるはずですが、何故か自分は4色に挑戦してしまいました...
ここに書くほどでもなく失敗したので割愛です←



5.現在の構築

お待たせしました、ついにこの項目です。
蓋を開けてみると、ありきたりな黄緑赤になりました。
最初からこの色配分にたどり着けた先人たちは偉大ですね...

スクリーンショット (276)

デッキコード:LYPJ

赤の採用云々の他にも、いろいろと細かいところが変わりました。
ただ細かいところは今後も調整していくつもりです。


○レベル0 18枚

・《サンセットスカイパッセージ 芹沢あさひ》 4枚

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条件付き4000アタッカー。
序盤と緑発生の要。
やはり4000は安心感のあるパワーですね。
減らす理由がなかったので4枚。

緑のレベル0アタッカーの比較対象に《サンセットスカイパッセージ 樋口円香》がいますが、コンセプト的にこちらを優先しました。

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そのコンセプトとは「マーカー圧縮で宝トリガー率向上」です。

・《ジャンプ!スタッグ!!! 芹沢あさひ》 4枚

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オカ研と条件付き3500。
序盤と赤発生の要。
オカ研界の中でも屈指の強カードだと思います。
《杜野凛世の印象派 杜野凛世》をサーチしつつ、マーカーで宝のトリガー率を上げられるので、レベル1連動との噛み合いが良いです。
序盤で必ず使いたいので4枚。

これら2種のあさひは、中盤以降もマーカー効果のおかげで、リフレッシュ後の圧縮率向上や集中のヒット率向上に使えるので、腐りにくいです。

・《マイ・ピュア・ロマンス 桑山千雪》 2枚

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登場時2ルックとバウンスソウルパンプ。
シャニマスを【チョイス宝】で組む理由になるカードだと思います。
宝との相性は本当に良く、ほぼ毎ターンソウル3でアタックできますし、2ルックで宝が見えた時はストックに行くカードをチェックできます。
本当は3枚採用したいのですが、色のバランスや枠の都合で2枚に。

・《ちょこ色×きらきらロマン 園田智代子》 2枚

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CX交換と登場時1500パンプ。
宝を打ち続けたいので、チョイスを宝に変換できるこのカードは有用です。
最終盤に宝からチョイスに交換できるのも◎。
色発生にも使えるので2枚です。

・《リフレッシュサマー 風野灯織》 2枚

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攻撃時ソウル×1000パンプと登場時レベル置き場入れ替え。
盤面が埋まってなくても2000パンプでき、《マイ・ピュア・ロマンス 桑山千雪》と組み合わせれば3000パンプまでできます。
レベル1が2色要求してくるので、レベル置き場交換もたまに使います。
その時には、バウンスで帰ってくる《マイ・ピュア・ロマンス 桑山千雪》をコストにすると無駄がありません。
レベル置き場に置くことも想定して2枚です。

・《第2形態アーマードタイプ 小宮果穂》 1枚

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控え室集中とCXサーチ。
CXサーチをメインに採用しましたが、もちろん集中としても優秀です。
宝を打ち続けたいので、CX交換だけでは不安がありました。
ただ、山札からCXが消える、2コストが軽くない、という点から1枚です。

・《ラムネ色の覚悟 西城樹里》

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収録中とキャンセル時ストックブースト。
いくら宝が欲しいといっても過剰になるのは違いますし、チョイスは邪魔にしかなりません。
最初は入ってなかったのですが、数をこなすとやはり必要だと思いました。

・《リフレッシュサマー 桑山千雪》

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名称サーチと控え室回収。
《マイ・ピュア・ロマンス 桑山千雪》が2枚でもどうにかなる理由です。
自身が赤なので、色発生にも使えます。
控え室回収は枚数計算ではディスアドですが、終盤に手札に帰ったものの不要になった《杜野凛世の印象派 杜野凛世》をレベル3連動などにノーコストで変換できるのは便利です。

・《スパークルイルミネーション 櫻木真乃》

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フィレスとツインドライブ。
山札のカードにアクセスしたかったので採用。
このカード1枚でストックを2枚まで使えるので、トリガーしたチョイスの処理にも有用です。
ツインドライブも宝を集めたいこのデッキに噛み合っています。


○レベル1 9枚

・《杜野凛世の印象派 杜野凛世》 4枚

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レベル1連動。
このタイトルを組むきっかけになったカード。
レベル1連動界隈では最高クラスのパワーが出ます。
ただ手札の入れ替えや山札を削る能力は持っていないので、他のカードでサポートする必要があります。
ただ、それがあったとしてもおつりがくるほど、宝というCXが強力です。

・《ザ・冬優子イズム 黛冬優子》 2枚

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控え室集中と自ターン500パンプと登場時マーカー。
こいつが入ったおかげで、このデッキが完成した感が個人的にはあります。
常駐して強い集中が出たので、山札管理が楽になりました。
マーカーはチェンジのコストを踏み倒せますが、今回はただの圧縮です。
出す前に《マイ・ピュア・ロマンス 桑山千雪》と一緒に使って、CXだけは回避しましょう。

・《ちびアルストロメリア》 3枚

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オペトル(通じる?)。
山札を削ることをメインに採用しています。
レベル0で1枚採用のカードたちにアクセスできるのは高評価。
いざという時にあればいいのと、レベル0あさひ2種のトップチェックで捲れるとウザいので3枚で十分です。


○レベル2 1枚

・《輝く空へ あさひ&冬優子&愛依》 1枚

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思い出送りカウンター。
レベル3の連動持ちが10500と11000なので、次ターンまで残りやすくするために採用。
3500パンプもいますが、思い出送りを評価してこちらです。

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○レベル3 14枚

・《スタンバイオッケー 大崎甘奈》 4枚

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回復とレベル3連動その1。
効果自体が強力ですし、共鳴の参照先も強力です。
ノーコストなのも高評価。
「シャニマス」のレベル3連動はほとんどこれだと思います。

・《事務所。静寂。大輪の華 大崎甜花》 3枚

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回復とレベル3連動その2。
こちらはコストがかかる代わりに共鳴が不要になりました。
《マイ・ピュア・ロマンス 桑山千雪》が手札に無いことは稀ですが...
3点バーンが強力なこともあるので、こいつもアクセスしやすいように3枚。

レベル3連動が合計7枚入っているので、これらをレベル置き場に置くこともあります。

・《ばりうまかブルース 月岡恋鐘》 2枚

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4枚早出しと千鳥回復。
自ターン11000出るので、十分だと感じています。
《マイ・ピュア・ロマンス 桑山千雪》が盤面に置いておける手札なので、条件も満たしやすいです。
手札よりストックが欲しいデッキなので、千鳥回復なのも◎。

・《ブレイブヒーロージャージ 有栖川夏葉》 1枚

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CX回収。
ただそれだけのためカードです。
CXにアクセスするカードは複数採用しているのですが、これはチョイスで回収できるという点を評価しています。

・《紺碧のボーダーライン 白瀬咲耶》 4枚

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アラーム暁と助太刀禁止。
まあ、アラームが本体です。
手札にある時は躊躇なくクロック2ドローをします。
序盤の山札削りや手札交換はこいつに依存するので、相手をした時はクロック6枚で止めることも意識しましょう。



6.不採用カード

実際に試したカードたちに絞って書いていきます。

・《純真チョコレート 園田智代子》

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控え室CX2枚以下早出しと登場時3ルック。
3ルックで宝を探しに行けるのは高評価でした。
ただ使ってみると《ばりうまかブルース 月岡恋鐘》の方が優先したく、必ずCXを持ってこれるわけでもないので不採用。

・《サンセットスカイパッセージ 西城樹里》

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レベル2で高パワーが出るカード。
ただ、手札アンコールの条件が《杜野凛世の印象派 杜野凛世》と相性が悪かったです。
レベル2で黄色発生が必要になるのも思いの外大変でした。

・《ちび放課後クライマックスガールズ》

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防御札。
終盤トリガーしてしまった宝を有効活用できるカード。
確かに噛みあった時は強力ですが、終盤に宝をトリガーして、かつこれが手札にあることがレアケース過ぎました。
噛みあわない時のお荷物感が凄かったです。

・《白いツバサ 杜野凛世》

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レベル1フィレス。
今回は《スパークルイルミネーション 櫻木真乃》に枠を譲りました。
真乃が《ちびアルストロメリア》で必ず回収できるレベル0なのと、赤だったので優先。
《ちびアルストロメリア》を採用しないなら採用してもいいと思います。

・《リフレッシュサマー 黛冬優子》

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早出しメタと1500カウンター。
メインは早出しメタになります。
ただ、レベル1の時にレベル2のキャラを、レベル2の時にレベル3のキャラを倒したいなら、メインの動きに《リフレッシュサマー 風野灯織》を絡めた方が強力です。
カウンターも1500パンプなので、有用なタイミングがありませんでした。

・《サンセットスカイパッセージ 園田智代子》

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島風改。
後列が《マイ・ピュア・ロマンス 桑山千雪》のために空けてあることが多いので、実質1500パンプでした。
本体のパワーが2500あるのは良いのですが、このカードにパワーを求めていません。

・《リフレッシュサマー 杜野凛世》

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最後におまけ枠。
ストックが足りないってなった時に試したカードです。
「後列でも使えるのが強い」と思った時期がありました...
《マイ・ピュア・ロマンス 桑山千雪》とも相性良いですし。

ただ、想像以上にコンボ色が強くなり過ぎました。
序盤はレベル1連動を集めて、中盤以降はレベル3連動の準備をするので、このカードをサーチするタイミングがありません。
序盤上から引いてきた時しか強くなかったです。



7.マリガン&プレイング

○マリガン
特に先攻後攻で変わることはないと思います。
集めるカードは、
・4000あさひ
・オカ研あさひ
・1連動凛世
・宝

になります。

その他のレベル0は基本的にマリガン対象です。
ただ2枚目の《マイ・ピュア・ロマンス 桑山千雪》はキープ。
手札が5枚ともレベル0だったら1枚残します。


○プレイング
・レベル0
オカ研の有無に関わらず、どのレベル0でもアタックします。
宝が手札に無い時はトリガーしたいのでアタック回数を増やしましょう。
ただメインは1連動の準備なので、オカ研で凛世を最優先でサーチします。

・レベル1
凛世がアタック
を始めます。
この時に赤も同時に使えるとなお良いです。
早出し恋鐘も余裕がある時に集めましょう。

・レベル2
基本的には凛世が継続してアタックします。
クロック状況やパワーラインによっては早出し恋鐘も使います。
レベル3連動を集めるだけでなく、CXにアクセスできるカードも併せて集めたいです。

・レベル3
目指すのは甘奈×2+甜花×1甘奈×1+甜花×2です。
詰め性能は環境上位と比べてイマイチなので、連動を使うタイミングは注意しましょう。
ただ、連動が回復を持っているので、CXが無くても出すこともあります。



8.強み&弱み

○強み
・レベル1の高パワー
連動を使うことで8500を出力できます。
1/1/7500に対しても強く出ることができ、レベル1での殴り合いでは滅法強いです。
2/2/10000overにも《リフレッシュサマー 風野灯織》などで抗えるのいいですね。

《揺れ動く心 恵》の時に抱えていた「自ターン中に倒されて、手札に帰ってこない」という問題を解決していると思います。
ツインドライブで自分で宝を探しに行けるのも強かったですけど笑

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・レベル3連動の枚数
《スタンバイオッケー 大崎甘奈》と《事務所。静寂。大輪の華 大崎甜花》で5枚以上採用できます。
それだけあれば、レベル3の準備も簡単です。
両方とも回復持ちでパワーが高く、連動の効果も強力なのは凄い(語彙力)。

どちらを優先して集めるかは相手との打点差や山札状況によるので、慣れるしかありません。
自分もまだ分かってなかったりします←

・優秀なカードプール
採用圏内のカードが多いのは強みです。
相手からしても「どんなカードが出てきてもおかしくない」という状況になると思います。


○弱み
・光景や逆圧縮が無い
あまりにも致命的過ぎます。
今山札の圧縮がとても強力なタイトルは少ないですし、《スタンバイオッケー 大崎甘奈》のバーンがキャンセル時なので詰めきれることは多いです。
しかし決めきれないことも当然あります。
劣勢を逆転するには、相手の山札に干渉するカードが欲しいです。



9.終わりに

最初こそちょっと変わった構築でしたが、最終的にはありきたりなものとなってしまいました。
まあ、大抵こんな感じになるんだな、と思ってもらえれば...

「シャニマス」はとても良いカードプールだと思います。
【チョイス宝】に採用できるカードもまだまだありそうですし、他のCX連動たちも面白そうです。
「この連動使ってます」「このカードどうですか?」というのがあれば、エルヴィーまでコメントください。

さて次回ですが、読み物を予定しています。
独断と偏見にまみれたランキング的なものを作ろうかなぁと。
それではまた。

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