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アニメ「のんのんびより のんすとっぷ」(3期)2話感想〜ごきゅごきゅごきゅごきゅありふれた神回〜

Aパート

3期も2話目にしていきなりアニオリの農園回をブチ込んできましたね。……と思ったものの違和感があったので原作10巻を探ったところ、この話のタネになった話は存在した。ただしこの回は本来宮内三姉妹回だ。もはや別回であり、そりゃアニオリだと勘違いもするわけだ。4人娘を出して、副題の「蛍が大人っぽかった」という全体テーマに繋げ、さらに小鞠ポイント100のアニオリ改変を入れたのはいいが、地味ながら姉妹の絆を確認できたあの回が死んでしまったのは残念である。


篠田あかね中心の変則的な1話の次に田舎娘らしいことを4人がするいつもののんのんびよりの展開を持ってくるとは流石。しかも4話のしおりちゃん登場回にも続けられるからいいよね。



そういえばれんちょんが一穂のことを「かずねぇ」呼びしていたがこれは解釈違いだ。ただし、6歳児の言葉の使い方なんてまだあやふやだろうから、むしろこれは脚本のれんちょん理解度が高い結果なのかもしれない。

Bパート

続くBパートはただただこまちゃんとあかちゃんが可愛いだけだった。
ただし「ド-モデス」は原作の方が150倍可愛かった(絵はね)。アニメは声がついたからいいけど。なんつーか、11巻と12巻の頃の原作絵が俺は1番好きなんだよね。ゼロ年代剥き出しな初期絵は初期だけの絵だと割り切れば味があると思えるのだけど、ずっとこんな調子だったら買ってまでは読めねぇなって思っちゃう感じだったし(単純に世代の差だね)、最終盤の今は顔がなんか長くて薄い気がしてしまう。あっと先生がアニメから良い影響を受け丸顔(そこが大事!)を描いていたあの頃が一番尊かった。だから俺の一番好きな原作表紙は11巻!こまり〜〜〜結婚しようぜ〜〜〜となってしまうくらいだ。
そういえば原作こまちゃんからアホ毛が消失したのも11巻からだったと思う。俺にとっての原作のんのんびよりは原作全巻揃えた時点で2期を見飽きるほど観ていたためか、11巻以降!という感覚があるが、その分岐点こそまさに「アホ毛消失事件」だろう。こまちゃんのアホ毛をあえて廃するという決断をしたあっと先生には驚かされる。絵柄の移ろいゆくことが許される原作とは違いキャラデザの同一性が求められがちな(集団作業な)アニメは結局トレードマークのアホ毛を廃することはなかった。
何故あっと先生がこまちゃんのアホ毛を廃したのかは分からない。アホ毛ばかりに注目せず、彼女の長い神が彼女の小さくてとても愛くるしい身体をすっぽりと覆い被さるような髪がかった姿に注目してほしかったためだろうか?やはり分からない。

Cパート

新谷さんがようやく富士宮このみボイスを思い出した感がある。1話の声も好きだけど、やはり「ちゃきちゃきとした」(スタッフからの指示)キンキンする声こそ富士宮このみの魅力だろう。そんな彼女が甘えん坊将軍一条蛍と遭遇した際に大人しく帰るはずはない。一緒に遊ぼうか?という偽りの優しさこそ彼女らしい。このたんの私服かわいい!青いリボンもかわいいったらありゃしねぇや!いいよ!
そして最後は原作のシュールエンドをそのまま活かしてたね。肉汁を逃さなかった。
あと哺乳瓶ごきゅごきゅ小鞠は犯罪だと思うの。

*1…小鞠の華奢な太ももに大きな頭を預けようとは流石の俺も思わない。むしろ俺の膝で眠れ小鞠。

*2…高3の時好きだったメンヘラ系の身長がひかねぇくらいの後輩が前に垂らしたおさげに青リボン(100均で買ったリボンと聞いた)をつけるスタイルだったのでその奇跡の一致に驚いた。しかしこのみちゃんが永遠の(歳下の)先輩おねえさんキャラなので両者を混同することはなさそうだ。よかった。

*3…なっつんは丸顔チビっこのこまちゃんの妹なのに背が20cmくらい高い(それで一歳差?w)のがいい味だしてるキャラなので唯一今の面長絵が似合ってる思えるキャラである。なんかなっつんの丸顔はちょっと違うんだよなぁ。

*4…この記事はキモい。

*5…篠田あかね、大学のサークルで男作りそう。

*6…こまちゃんとあかちゃんというリアクション芸人枠コンビの活躍に期待していたこともあり原作完結がよけいに惜しまれてならない

*7…Cパートのこまちゃんの私服、それぞれは悪かないんだけど、不思議と可愛く思えない。中途半端な寝巻きっぽさのせいだろうか?

*8…途中のCM入る前のキャッチでキャラの顔が出てくるのは今回のお兄ちゃんが初、だよね?












今回はここまで

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