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シンガポール駐在 良かった点 その参

NHK のど自慢大会出場(予選会)

友人と二人で申し込んで参加した。当時ネットで検索すると日本では予選会そのものに出場する事が難しいと分かった。日本では予選に出場できるのは20倍の倍率だったが、シンガポールは後で分かった事だが4倍程の倍率だった。予選会の出場人数はおよそ250組、本選出場は25組。

歌う順番は曲名の五十音順。当然だが何組も同じ歌を歌うケースがあり、私達の歌はKinKi Kidsの”永遠のBloods"、比較的早い時間帯で歌い終えた。歌える時間は上手くてもそうでなくても1分弱で、本選と同じなのはマイクそのものと鐘奏者・秋山気清さんだった。嬉しかったのは歌い終わった後、当時の司会者・宮川泰夫さんから”君たちの間柄は?”と聞かれた事だった。司会者は予選参加者の全ての曲を聞いて、歌い終わったら司会者の前を通るため、参加者にちょこちょこと質問をさせてくださいと予選会当日に宮川さんから一言あった。

歌い終わった参加者は予選会の会場にずっと居る必要はないのだが、本選出場者の発表時にはその会場に居る必要があった。何でこの人(組)が選ばれるの?と疑問もあったが、主催者のNHK側から発表前に”選考に明確な基準が無いことをご理解ください”とあったので当然ながら納得する他無かった。発表時にメンバー全員が居なかったため、選ばれたのに本選出場出来ない組が1組あった。。

本選参加者の25名(組)の内約半分は地元のシンガポーリアンだった。優勝したのも地元の参加者だった。私達は残念ながら本選に進めなかったが、のど自慢大会に出場するために毎週のようにカラオケボックスで練習してその後の飲みが今思えば楽しかった。


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